[風を感じ、ときを想う日記](1027)4/3
四月の風
今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。
・・いま、チューリップが見ごろを迎えています。その花弁の形は、丸いもの、尖ったもの、フリル状になったものなどがみられます。チューリップの花の色は、赤、黄、オレンジ、白、緑そして紫と多彩です。でも、青だけはまだ創り出されていないそうです。
チューリップはトルコが原産で、頭巾という意味のペルシャ語「tulipan(トゥリーパ)」が語源だそうです。いまでは世界中で愛され、本家のトルコはもとより、オランダ、ベルギーそしてアフガニスタンでも国花に指定されています。花言葉は、華美、恋の告白、美しい目、魅惑、博愛、思いやり、真面目な愛、正直などプラスのイメージばかりです。
私たちもそれにあやかり、これからもプラスイメージを貫きたいですね。・・
この挨拶文を書いたのは3月20日すぎのことである。今回は、“通信”の発行と開花のタイミングがぴたりと合って、時宜を得た挨拶文となった。いつもは少し間をおいて紹介しているが、時間が経つと花がなくなってしまいそうなので、今月もあまり間をおかないことにした。
ご近所はいずこも花盛りだが、わが家の鉢植えはどこかへ消えてしまったようだ。仕方ないので、今年はチューリップの「借景」で我慢することにした。