四月の風

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f:id:yf-fujiwara:20210403141658j:plain[風を感じ、ときを想う日記](1027)4/3

四月の風

 

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 

 ・・いま、チューリップが見ごろを迎えています。その花弁の形は、丸いもの、尖ったもの、フリル状になったものなどがみられます。チューリップの花の色は、赤、黄、オレンジ、白、緑そして紫と多彩です。でも、青だけはまだ創り出されていないそうです。

 

 チューリップはトルコが原産で、頭巾という意味のペルシャ語「tulipan(トゥリーパ)」が語源だそうです。いまでは世界中で愛され、本家のトルコはもとより、オランダ、ベルギーそしてアフガニスタンでも国花に指定されています。花言葉は、華美、恋の告白、美しい目、魅惑、博愛、思いやり、真面目な愛、正直などプラスのイメージばかりです。

 

 私たちもそれにあやかり、これからもプラスイメージを貫きたいですね。・・

 

 この挨拶文を書いたのは3月20日すぎのことである。今回は、“通信”の発行と開花のタイミングがぴたりと合って、時宜を得た挨拶文となった。いつもは少し間をおいて紹介しているが、時間が経つと花がなくなってしまいそうなので、今月もあまり間をおかないことにした。

 

 ご近所はいずこも花盛りだが、わが家の鉢植えはどこかへ消えてしまったようだ。仕方ないので、今年はチューリップの「借景」で我慢することにした。