2015-01-01から1年間の記事一覧

ふる里の春の海

[風を感じ、ときを想う日記](685)3/26 ふる里の春の海 所用があって、半年ぶりにふる里に帰った。ちょうど、南下してきた寒気団に遭遇して結構寒かった。それでも、その見返りに晴天には恵まれた。雲に覆われた暗い空より、少々寒くてもすっきり…

スコットランド民謡

[エッセイ 416] スコットランド民謡 いま、卒業シーズンを迎え、あちこちから「蛍の光」が聴こえてくる。NHKの朝ドラ「マッサン」でも、これが準主題曲として別れの場面などによく流されている。この曲の元は、「オールド・ラング・サイン」というスコ…

Pen-Tax '15

[風を感じ、ときを想う日記](684)3/15 Pen-Tax ‘15 今年も、所得税の確定申告に取り組んだ。今回は、申告する項目が例外的に一つ増えたので、それなりに大変な思いをした。 3年前までは、国税庁の勧めもあってe-Taxと呼ばれるインターネットでの…

三月の風

[風を感じ、ときを想う日記](683)3/12 三月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・“旧友は忘れていくものなのだろうか、古き昔も心から消え果てるものなのだろうか。我らは互いに杯を手にし、いまま…

河津桜の季節

[風を感じ、ときを想う日記](682)3/6 河津桜の季節 いま、河津桜が満開になり、その本場・河津には多くの見物客が押し掛けているという。河津川の土手に植えられた濃いピンクの桜は、足元の黄色い菜の花とともに見事なコラボレーションを演出する…

愛犬との別れ

[エッセイ 415] 愛犬との別れ ある日、飼い犬を預かってくれと、長男が3歳8カ月になる雌のダックスフンドを連れてきた。彼等夫婦に最初の子供が授かった直後のことである。犬を飼ったことはないし、その予備知識もまったくなかったが、事情が事情なので…

MRI

[エッセイ 414] MRI その耳鼻科の医師は、私がたびたび突発性難聴を発症するので、脳になにか原因があるかもしれないと疑ったようだ。医師は、一度見てもらってほしいといって、親交のあるという脳神経外科病院を紹介してくれた。 さっそく、その病院…

強風下のゴルフ

[風を感じ、ときを想う日記](681)2/16 強風下のゴルフ 今年初めてのゴルフを、高校同窓生たちと楽しんだ。気の置けない人たちと楽しくプレーするはずだったが、実際には難行苦行の一日となってしまった。 東の空は、早暁から金色に輝いていた。雲…

二月の風

[風を感じ、ときを想う日記](680)2/9 二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・西暦3世紀の頃、ときのローマ皇帝・クラウディウス二世は、愛する家族がいると士気が下がるとして兵士の婚姻を禁止し…

遊行寺の豆まき

[風を感じ、ときを想う日記](679)2/3 遊行寺の豆まき 今日は、よく晴れ上がって風もなく、出かけるには絶好のお天気だった。それでも、徒歩40分をかけて行くかどうか、ぎりぎりまで迷っていた。耳がまだ治りきっておらず、遠出には多少の不安が…

メガネの新調

[風を感じ、ときを想う日記](678)2/1 メガネの新調 いま、世の中が明るくなったように感じられている。フリー・ジャーナリストの後藤健二さんが、世界中の努力と願いもむなしく、「イスラム国」に殺されてしまったらしいというのに・・。 世界レベ…

しもやけの再発

[風を感じ、ときを想う日記](677)1/26 しもやけの再発 今年は、12月のうちから足の指に痒みを覚えるようになった。とくに、コタツなどで足が温まってくると、そのかゆみはさらに強く感じられるようになる。見ると、薬指を中心に、それを挟む3…

初詣バスツアー

[エッセイ 413] 初詣バスツアー 町内の、高齢者グループによる初詣バスツアーは、予定時刻より少し早めに出発した。歳のせいだろうか、なぜかみな朝が早くなる。私が集合場所に着いたのは、定刻より20分も前だったのに、その顔ぶれはあらかた揃っていた…

正月の火祭り

[風を感じ、ときを想う日記](676)1/15 正月の火祭り 昨日は、午後から雲が広がり、気温はどんどん下がっていくという予報だった。しかし、少々寒くても、どうせ派手な焚火をするのだから気にすることはないだろう。そんな曇天のもと、近くの白旗…

一月の風

[風を感じ、ときを想う日記](675)1/10 一月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・英国には緩やかな丘陵地が多く、牧草地として利用されているところではたくさんのヒツジが群れています。もし、私たち…

未年

[エッセイ 412] 未年 今年の干支は、十二支の8番目に当たる未(ひつじ)である。60年に一度回ってくる十干と十二支の組み合わせでいうと、32番目の乙未(きのとひつじ)にあたる。未は、まだ枝が伸び切らずにいる木のことを意味する。そして、この未…

初雪と初詣

[風を感じ、ときを想う日記](674)1/2 初雪と初詣 普段より1時間以上遅い朝食だった。前夜、紅白に最後までお付き合いした結果である。その朝食は、1年ぶりのお雑煮だった。やはり美味い。こんなに旨いのなら一年中食べていてもいいくらいだ。ただ…