[風を感じ、ときを想う日記](677)1/26
しもやけの再発
今年は、12月のうちから足の指に痒みを覚えるようになった。とくに、コタツなどで足が温まってくると、そのかゆみはさらに強く感じられるようになる。見ると、薬指を中心に、それを挟む3本の指が両足とも赤く腫れあがっていた。どうやら、しもやけにかかったらしい。
あかぎれに悩まされたことはあるが、しもやけに悩まされたことはあるようなないような、極めてあいまいな記憶しか持ち合わせていなかった。最近、記憶もだんだんいい加減になってきた。そこで、自分のブログで「しもやけ」と入力し検索してみたら、わずか2年前にそのことをちゃんと書いていた。
自宅にある塗り薬を探してみたが、どれが効果的なのかよくわからない。前回のエッセーでは、ステロイド系の軟膏が効いたとあったが、それがどれに該当するのかも定かでない。そんな折、ちょうどついでがあったので、なじみの皮膚科で見てもらうことにした。
医師は、「ビーソフテンクリーム0.3%」という塗り薬を処方してくれた。効能書きには、ケロイドの症状を抑える薬ですとあった。腫れと痒みは急速に引いていった。やはり皮膚科の薬は“適薬適所”である。
ところで、未年になって羊にまつわる漢字についていろいろ考えていたが、羊に病垂れ、つまり羊が病気になると痒みという字になるとは驚きである。