#練習用

さくら・次々と咲く

[風を感じ、ときを想う日記](897)4/4 さくら・次々と咲く 先週木曜日、大庭城址公園でサクラを楽しんだ。ソメイヨシノは七分咲き程度、満開というにはまだ間があった。それでも、上空は花曇りで、気温も穏やかな暖かさを保っていた。ヤマザクラやモ…

航空券のシニア割引

[エッセイ 513] 航空券のシニア割引 彼岸の最中に帰省した。除草剤の散布など、実家跡地の維持管理のためだ。羽田では、予約してあった岩国行きの搭乗券をシニア割引に切り替えてもらうことにした。なにがしか安くなるはずなので、空席がある場合にはい…

カシワ

[エッセイ 512] カシワ ご近所の庭に、カシワの木が植えられている。それほどの大木ではないが、夏場にはその葉っぱを青々と茂らせる。その木に、いま薄茶色に変色した大きな葉っぱがしっかりとしがみついている。冬を越し、暖かくなった春になっても、…

三月の風

[風を感じ、ときを想う日記](896)3/16 三月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・春の訪れとともに、お雛さまの季節がやってきました。最近では、段飾りだけでなく、賑やかにつるされた吊し雛も、各所…

花粉症とゴルフ

[風を感じ、ときを想う日記](896)3/11 花粉症とゴルフ 今年は花粉症の症状が重い。目が痒い、涙が出る、くしゃみが止まらないなどの症状が、いつもの年をはるかに超える厳しさで襲ってくる。例年なら、飲み薬を一日一錠飲み、目薬を数回さすだけで…

啓蟄

[風を感じ、ときを想う日記](894)3/7 啓蟄 春になって、お天気の変化が早くなった。お雛さまと日曜日の重なった3日と、月曜日の4日は雨だったが、火曜日の5日はいいお天気になった。グラウンド・ゴルフの練習日でもある水曜日の6日もぜひ晴れて…

確定申告・H30年分

[風を感じ、ときを想う日記](893)3/2 確定申告 H30年分 昨日、所得税の確定申告のため税務署に立ち寄った。一昨年までは、所用のついでに、朝一番で税務署に立ち寄るようにしていた。しかし、税務署の前はいつも長蛇の列ができており、最低でも3…

辻井伸行の世界

[エッセイ 511] 辻井伸行の世界 池袋の東京芸術劇場で辻井伸行のコンサートを聴いた。娘がプレゼントしてくれたものだ。2000席の会場は、中高年の女性で満員だった。聞くところによると、彼のコンサートは人気が高く、チケットは抽選が当たり前だそ…

梅と桜と菜の花と

[風を感じ、ときを想う日記](892)2/18 梅と桜と菜の花と 花を見に行きたい。梅、桜、そして菜の花を。いったい、これらの花の見頃はいつ頃になるだろう。できれば、一度にまとめて見物したい。叶うことなら、狭い範囲で、あちこち動き回らなくて…

メジロ

[エッセイ 510] メジロ 今日も、メジロが数羽ツバキにやってきた。チーチーと、にぎやかに鳴き交わしながら花の蜜を吸っている。そこへ、大きな羽音とともにヒヨドリがやってきて、メジロたちを乱暴に追い払う。わが家の梅は遅咲きだが、咲き出すと同時…

二月の風

[風を感じ、ときを想う日記](891)2/11 二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・雪の中にひっそりと咲く椿、その風情と茶道のわびが共鳴したのでしょうか、ツバキは室町時代の後半あたりから、茶席…

風と河津桜の春一番

[風を感じ、ときを想う日記](890)2/7 風と河津桜の春一番 3日前、自動車学校の南側に植えられた河津桜の様子を見に行った。数輪のつぼみが大きく膨らみピンクに染まっていた。開花は時間の問題と思われた。そして今日、強い南風の中をその子たち…

遊行寺の豆まき '19

[風を感じ、ときを想う日記](889)2/4 遊行寺の豆まき'19 今年も、遊行寺の節分の豆まきに参加した。午後1時半からということだったが、セレモニーの時間を見越して遅めに現地に着いた。すでに大勢の人が舞台の前に集まっていた。例年の2倍近い混み合い…

ラーメン

[エッセイ 509] ラーメン NHKの朝ドラ「まんぷく」が好調なようだ。インスタントラーメンを開発した安藤百福夫妻の半生を描いた物語である。その放送でも、いま最大の山場を迎えようとしている。いまでは大企業に成長したその会社は、ユニークなキャラ…

梅が咲いた

[風を感じ、ときを想う日記](888)1/29 梅が咲いた 突然、目の前に白い花の群落が現れた。大寒の一番寒い時期に、枝いっぱいに開いた頭上の花はまことに唐突である。別に油断していたわけではないが、この時期、木につける花といえば、地味な椿く…

七福神めぐり '19

[風を感じ、ときを想う日記](887)1/26 七福神めぐり ‘19 今年も市内の七福神めぐりに挑戦した。例年そうだが、藤沢の七福神めぐりは8箇所を巡ることになっている。神さまは7つだが、白旗神社と龍口寺が同じ毘沙門天をお祀りしているためだ。主…

大寒

[エッセイ 508] 大寒 大寒の日、急に思い立ってゴルフに出かけることにした。ちょうど、箱根山麓にあるホームコースの、新春杯という競技会が予定されている。前日夕方の天気予報によると、翌1月20日の大寒の日は、最高気温は14度くらいまで上がる…

一月の風

[風を感じ、ときを想う日記](886)1/18 一月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・今年のえとは12番目の“亥年”です。「亥」は、本来「がい」と読み、閉ざすという意味です。亥は、草木の生命力が、…

平成最後のどんど祭

[風を感じ、ときを想う日記](885)1/15 平成最後のどんど祭 どんど焼きの、冒頭のセレモニーが終わるころを見計らって白旗神社に着いた。よく晴れ上がり、風もなく穏やかな日和だった。そのせいか、境内は人の群れで埋まっていた。多くの人が、縁…

十五年後の年賀状

[エッセイ 507] 十五年後の年賀状 今年も、沢山の年賀状をいただいた。懐かしさとともに、平素のご無沙汰をわびる気持ちが交錯する。その一方、親しい人たちとの絆が細り、ほとんどそれだけになってしまったことを実感させられる。現役を引退し、体力の…

ゼラニウム

[エッセイ 506] ゼラニウム 昨年の春頃のことだった。家内が、知り合いからゼラニウムの小枝を数本もらってきた。挿し木にしておくと、そのうちきれいな花が咲くと教えられたという。この花は、傷つけたりするとちょっと嫌な匂いがするので、あまり気は…

年末年始の音楽番組

[エッセイ 505] 年末年始の音楽番組 年末から年始にかけてテレビ放送される大型の音楽番組といえば、レコード大賞、紅白歌合戦それにウィーンフィルのニュー・イヤー・コンサートの3本だろう。この一年の音楽文化を総括し、新年の動向を占うに相応しい企…

新年最初の天体ショー

[風を感じ、ときを想う日記](884)1/2 新年最初の天体ショー 正月二日、朝6時過ぎだった。雨戸を開けると、まだ薄暗い南東の空に、すっかり細くなった有り明けの月と明けの明星が並んできらめいていた。早朝とはいえ、ほかの星たちはすでに姿を隠…

亥年

[エッセイ 504] 亥年 今年は、十干十二支(じゅっかんじゅうにし)、略して“えと”の「己亥(つちのとゐ)」年にあたる。最初の甲子(きのえね)から数えると、36番目の年になる。ちなみに、十干十二支とは、十干と十二支を組み合わせた60個からなる…

レコード大賞

[風を感じ、ときを想う日記](883)12/31 レコード大賞 エッ?今年も乃木坂46だったの!今年のレコード大賞に決まったのは、結局、昨年と同じ女の子たちのグループだった。年末のもっとも慌ただしい夕べ、5時間半という膨大な時間をかけて選ん…

火災報知器

[エッセイ 503] 火災報知器 今日は、とくに予定もないので、年末の大掃除でもしようかと考えていた。しかし、それにはお天気があまり芳しくない。そこで、天候にあまり左右されないレンジフードのクリーニングをすることにした。 まず、フィルターを外し…

ポイントターニー方式

[エッセイ 502] ポイントターニー方式 先日、ゴルフのホームコースで、今年最後の競技会が開かれた。その名も「ラストコール杯」と呼ばれている。今年最後の大会だけに、競技方式もいつもとは違うやり方になっていた。通常は、18ホールの合計スコアから…

十二月の風

[風を感じ、ときを想う日](882)12/14 十二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・このところ、お日様の位置はずいぶん低くなり、夕暮れはすぐやってくるようになりました。木枯らしが吹き、寒さも…

G・Gクラブの忘年会

[風を感じ、ときを想う日記](881)12/8 G・Gクラブの忘年会 私の所属するグラウンド・ゴルフのクラブでは、年4回競技大会を開いている。通常は個人戦だが、秋の大会にかぎっては4~5名編成の団体戦としている。グループメンバーは抽選できめる…

師走の朗報

[風を感じ、ときを想う日記](880)12/2 師走の朗報 11月最後の日、NHKニュースナインはふる里、周防大島町の断水が一部仮復旧したと伝えていた。その画面には、親戚のおばさんまで顔を出していた。なんの応援もできないまま、罪悪感さえ味わい続…