花粉症とゴルフ

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[風を感じ、ときを想う日記](896)3/11
花粉症とゴルフ

 今年は花粉症の症状が重い。目が痒い、涙が出る、くしゃみが止まらないなどの症状が、いつもの年をはるかに超える厳しさで襲ってくる。例年なら、飲み薬を一日一錠飲み、目薬を数回さすだけで比較的簡単にやり過ごせるが、今年はそう簡単には許してくれそうにない。

 そんな状況にあったが、昨日は箱根のゴルフ場に出かけた。ホームコースの競技会に参加するためだ。もちろん自由意志だが、夏は暑い、冬は寒い、春は花粉症に悩ませられるなどといっていたのでは行くときがない。ホームコースの回りは杉の森に囲まれているが、とにかく思い切って出かけることにした。

 お天気は下り坂に向かっていた。それでも、日中はなんとか持ちそうだった。到着早々のスタートとなった。グランドシニアと女性は、ティーショットを少し前方の白マークから打ち出してもいいという特例がある。非力の者を救済するローカルルールである。同伴者の内1人だけだったが、その措置に甘えた。

 その分、少し楽な気持ちでプレーできた。それなりの年齢に達し、見栄や外聞など気にする必要はない。むしろ、無理を重ねてみんなに迷惑をかけることこそ、厳に慎まなければならない。ただ、体力の衰えと杉花粉の猛威は、その救済措置さえはるかに超える厳しさで私を襲った。

 それでも、わざわざ出かけただけの楽しさは十分に満喫することができた。