2013-01-01から1年間の記事一覧

アシナガバチ

[エッセイ 377] アシナガバチ 車を使おうとしたら、車庫の周りを蜂が数匹飛び回っていた。怖いなあと思いながら車に乗り込んだ。ふと、フロントガラス越しに上方を見上げると、アシナガバチ(脚長蜂)が車庫の天井に巣をつくっている最中だった。車を使う…

町内の納涼祭

[風を感じ、ときを想う日記](591)8/26 町内の納涼祭 毎年夏になると、町内の自治会が中心になって中心部の公園で夏祭りが開催される。従来は近隣3つの自治会が合同で盆踊り大会を開いていたが、ここ数年はどういうわけか単独開催の「納涼祭」とな…

キョウチクトウ

[エッセイ 376] キョウチクトウ 真夏に高速道路を走っていると、よくピンクの花の群落に出くわす。同じような花は、公園など公共の場所でもしばしば見かける。このキョウチクトウと呼ばれる花は、濃い緑の葉っぱをバックにした鮮やかな桃色が印象的である…

八月の光

[風を感じ、ときを想う日記](590)8/12 八月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ 夏、真っ盛り、もうすぐお盆がやってきます。この期間は、最近の出来事やわが家の様子を、ご先祖様に報告する年一度の…

ピアノ発表会in杉田劇場

[風を感じ、ときを想う日記](586)8/9 ピアノ発表会in杉田劇場 孫娘の、ピアノの発表会を参観に行った。すでに始まっていたので、プログラムなどの進行状況が分からないまま子供たちの演奏を楽しんでいた。 孫娘も大きくなったので、だいぶ後の方にな…

木曜8時のコンサート公開収録

[エッセイ 375] 木曜8時のコンサート公開収録 私にとっては、長い間空疎な思いをさせられてきた夜のテレビ番組だが、ここにきてやっとイメージ通りの番組が育ってきた。2年前の秋にスタートしたテレビ東京の「木曜8時のコンサート」である。有名歌手が…

キジバト対策

[風を感じ、ときを想う日記](588)7/27 キジバト対策 まったくの偶然だが、キジバトの鳴き声で早朝から起こされることへの対策が実現することになった。鳥の糞害対策も併せて可能になった。 過日、電柱の建替工事の案内が回ってきた。25年以上経過…

参議院選挙

[風を感じ、ときを想う日記](587)7/22 参議院選挙 「なにはさておいても、涼しいうちに選挙に行ってこよう」ということで、朝食もそこそこに投票所に向かった。途中で、町内のたくさんの知り合いに出会った。たいていご夫婦一緒だった。今日は晴れ…

網戸のあるくらし

[エッセイ 374] 網戸のあるくらし 網戸の張り替えをした。しかし、全部の網戸ではなく、傷んでいるものだけを張り替えた。しかも、中央に横桟があって、上下どちらか片方だけ補修すれば間に合うようなものはその部分だけにとどめた。いずれにしても、これ…

期待はずれの雷鳴

[風を感じ、ときを想う日記](586)7/15 期待はずれの雷鳴 梅雨らしい雨を見かけたのは、5日金曜日の朝のうちが最後だった。6日の土曜日には、早々に梅雨明け宣言が出された。あれから一週間、休みなしの猛暑が続いている。北関東の山沿いでは毎日…

梅雨明けの週末

[風を感じ、ときを想う日記](585)7/8 梅雨明けの週末 土曜日、いきなり梅雨明け宣言が出された。平年より15日、昨年より19日も早いという。これから2カ月間も、この猛暑と付き合わなければならない。そう思っただけで、すっかり晴れあがった青…

七月の光

[風を感じ、ときを想う日記](584)7/5 七月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ 近頃、BRICsという活字をよく目にするようになりました。ブラジル、ロシア、インド、そして中国、近年経済発展の著…

キジバトのラブコール

[エッセイ 373] キジバトのラブコール このところ、朝早く起こされて困っている。そうでなくても、加齢と共に眠りが浅くなっているのに、さらに追い打ちをかけられたのではたまったものではない。空が白み始めたとたん、わが家のすぐそばにある電柱のてっ…

グリーンベルトの大祓

[風を感じ、ときを想う日記](583)6/30 グリーンベルトの大祓 今日、6月30日で、今年の前半が終わる。ついこの間お正月を迎えたと思ったら、もう半分が過ぎてしまった。時の経つのは早いものだというのが実感だ。この半年、世間では、笑った人、…

伊勢原あやめの里

[風を感じ、ときを想う日記](582)6/26 伊勢原あやめの里 ちょうどこの時期、2年続けて遠くへ出かけていた。そのため、伊勢原のあやめの里へはしばらく行っていない。あそこのアヤメは、もう季節を過ぎてしまっただろうか。思い立ったのだから、と…

梅雨最中のラッキーな週末

[風を感じ、ときを想う日記](581)6/24 梅雨最中のラッキーな週末 週間天気予報では、週末はぐずつく予報になっていた。梅雨の最中なので、週末の屋外活動が、それなりに制約を受けるのは仕方ないだろうと思っていた。そして金曜日、やはり夕方から…

黄色いユリ

[風を感じ、ときを想う日記](580)6/21 黄色いユリ 雨戸をあけると、突然、花の甘い香りが飛び込んできた。見ると、黄色いユリの花が一輪開きかけているところだった。たしか、新聞販売店が各戸に一斉に配ってくれた球根から育ったもののはずだ。 春…

公園の清掃

[風を感じ、ときを想う日記](579)6/15 公園の清掃 私たちの住宅地には、中央部にちょっとした公園がある。わずか600坪程の小さな公園だが、木や花もたくさん植えられ小さい子供たちむけの遊具も揃えられている。盆踊りなど町内の屋外での催しも…

梅、大豊作

[エッセイ 372] 梅、大豊作 庭のブンゴウメ(豊後梅)は、例年たくさんの実をつけてくれる。杏(アンズ)と梅(ウメ)の間種といわれるように、花は八重で果実は大きく豊かである。わが家では、その実で梅ジャムを作り、朝食のヨーグルトに混ぜていただく…

炎天下の半袖デビュー

[風を感じ、ときを想う日記](578)6/10 炎天下の半袖デビュー 梅雨入り宣言が出されたあたりから、昼間は結構蒸し暑く感じられるようになってきた。それでも朝晩はそれなりに冷える。服装は、昼間は半袖、それ以外の時間帯は長袖というふうに使い分…

六月の光

[風を感じ、ときを想う日記](577)6/7 六月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ 6月というと、すぐあのじめじめした梅雨を連想します。これを、ジューン(June)と英語でいいなおしてみると、脳裏には…

ウツギ

[エッセイ 371] ウツギ ♪卯の花の 匂う垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ♪。この季節になると、なぜかこの歌が口を突いて出てくる。しかし、わが家の近くにその垣根があるわけではない。ホトトギスがうるさく鳴き交わしているわけでもない。…

かむろ会’13

[風を感じ、ときを想う日記](576)6/3 かむろ会’13 昨日は、四谷で東京かむろ会という同郷人の会合があった。郷里の同じ町にある沖家室島の出身で、関東に在住する人たちの集まりである。私は、近隣出身のよしみでゲストとして招かれた。おかげで望郷…

同郷人の会

[風を感じ、ときを想う日記](575)5/27 同郷人の会 この週末、ふる里の在京町人会の一つ、大島ふるさと会の総会にゲストとして参加した。ふる里からは、町長はじめ幹部数名も顔を出され、郷里の近況などたくさんの土産話を聞くことができた。もちろ…

スーパー爺さん

[風を感じ、ときを想う日記](574)5/25 スーパー爺さん おとといは、高校同窓生のゴルフコンペで若洲ゴルフリンクスに出かけた。若洲は、首都高速湾岸線、地下鉄およびJRの新木場から車で5分程度、都心にもっとも近い交通至便のゴルフ場である。…

富士山の世界文化遺産登録

[エッセイ 370] 富士山の世界文化遺産登録 富士山が、ユネスコの世界文化遺産に登録されることが内定した。10年前、世界自然遺産で申請したが、ゴミ問題で失敗した苦い経験がある。先ごろ、“文化遺産”への登録が内定したと聞いたとき、“苦肉の策”、“本…

町内のゴルフコンペ

[風を感じ、ときを想う日記](573)5/18 町内のゴルフコンペ 1番ホールのティーグランドからは、目の前の池を越えて正面に大きな富士山を仰ぎ見ることができる。風が止まると、池の水面は逆さ富士で埋め尽くされる。わが町内のゴルフコンペは、この…

GG一泊旅行

[風を感じ、ときを想う日記](572)5/12 GG一泊旅行 週末の金・土の2日間、町内のグラウンドゴルフ(略称GG)仲間30名弱で、富士の裾野へ一泊旅行に出かけた。きちんと整備された天然芝のグラウンドで、2日間のグラウンドゴルフ漬けを楽しむ…

五月の光

[風を感じ、ときを想う日記](571)5/9 五月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。なお、年度も改まっているので、この項のタイトルは4月から「○月の光」としている。 ◇ ◇ ◇ 春先に現れた木々の新芽たちは、日…

法隆寺

[エッセイ 369] 法隆寺 仏教に格別関心があるわけではない。古いお寺に特別の興味を持っているわけでもない。それでも、法隆寺だけはなんとか見ておきたい。これまで、奈良には何度も足を運んだことがあり、そのチャンスはいくらでもあった。しかし、いま…