ピアノ発表会in杉田劇場

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[風を感じ、ときを想う日記](586)8/9
ピアノ発表会in杉田劇場

 孫娘の、ピアノの発表会を参観に行った。すでに始まっていたので、プログラムなどの進行状況が分からないまま子供たちの演奏を楽しんでいた。

 孫娘も大きくなったので、だいぶ後の方になるだろうとは思っていたが、それにしてもなかなか出てこない。やっと30番近くになって舞台に出てきた。しばらく見ない間にずいぶん上手くなっていた。演奏は無事終わった。「これで第一部を終了します!」。なんと、午前中の最後だった。

 「トリをとるとはすごいじゃないの」と本人にほめたら、うまさではなく年の順だからといって照れていた。たしかに、もう高校2年生にもなり、ある程度ひけてもおかしくはない。途中にも上手いと思わせる子供もいたが、これくらいになると素人にはレベルの差はほとんど判別不可能である。

 それにしても、この会場はこじんまりして大変好感が持てる。どうやら、公共施設らしいが、名前からしてユニークである。「磯子区文化センター・杉田劇場」。調べてみると、ここにはもともと杉田劇場という芝居小屋があって、大高ヨシオという一座が専属劇団として活躍していたそうだ。地元出身の美空ひばりも、8歳のときここからデビューした由緒ある劇場だったそうだ。

 お稽古ごとはぼつぼつ卒業の年齢になる。この先本人はどうするのだろう。次はショパン国際ピアノコンクールに応援に行くよといって会場を後にした。