ピアノ卒業発表会

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[風を感じ、ときを想う日記](649)7/29
ピアノ卒業発表会

 高校三年生になる孫娘は、小さい時からお稽古ごととしてピアノを習ってきた。彼女にとっては最後となる、そのピアノの発表会が昨日行われた。今回は、横浜市栄区栄区民センター「リリスホール」が舞台となった。

 本当に上手いかどうかはわからないが、教室では最年長なので最後の28番目に登場した。曲は、ベートーベンのピアノソナタ 第23番 ヘ短調 「熱情」 第3楽章。情熱を込めて一生懸命弾いていた。私たち素人の評価は、身内のひいき目もあって「そこそこ」の出来だったと考えている。

 本当に実力があれば、とっくにどこかに抜擢されているはずなので、やはりそれなりだったのだろう。片やバスケットボールの選手として活躍しており、もちろん勉強も仕事なので、それくらいのレベルで十分なはずである。

 ところで、このホールには「リリス」というしゃれた名前がつけられている。興味があったので、係員にその由来を聞いてみた。見るlook、聴くlisten、話すspeakの英語の頭文字LLSをそのように読み替えたのだそうだ。

 このホールでは、これら三つの動作にとくに留意させようという意図だそうだ。「見ざる、言わざる、聞かざる」を裏返したようで大変面白い話である。

 一番上の孫娘の発表会はこれで卒業だが、わが家には次がいくらでも控えている。これからも孫たちの成長を楽しみにしていきたい。