町内の納涼祭

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[風を感じ、ときを想う日記](591)8/26
町内の納涼祭

 毎年夏になると、町内の自治会が中心になって中心部の公園で夏祭りが開催される。従来は近隣3つの自治会が合同で盆踊り大会を開いていたが、ここ数年はどういうわけか単独開催の「納涼祭」となっている。

 今年のお祭りは、盛り沢山のイベントと各種模擬店から構成されていた。高齢者のクラブにも協力要請があり、かき氷店の出店と子供向けの小規模なグラウンドゴルフを用意した。私は後者の方をお手伝いした。

 私たちの準備したミニ・Gゴルフは昼間1時間に限っての開催だったが、他のイベント会場同様、大勢の子供たちが押し掛け長蛇の列ができた。夜は、津軽三味線の演奏、よさこい踊り、花火大会などでさらに盛り上がっていった。

 この日はにわか雨が心配されたが、最後までなんとか持ちこたえることができた。こじんまりとした自治会のはずだが、大勢の参加者を得てお祭りは大盛況だった。とくに、子供の多さにはただただ驚かされるばかりだった。この町も高齢化が進み、普段はあまり子供の姿を見かけることはないというのに・・。

 かつては、この時期になると地方に里帰りする人が多く町は閑散としていた。それが、いつの間にか世代交代が進み、ここが逆に故郷になっていたようだ。普段、他所で暮らしている若い世代の人たちが、この時期幼い子供たちを連れて“実家”に帰ってきたのであろう。