参議院選挙

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[風を感じ、ときを想う日記](587)7/22
参議院選

 「なにはさておいても、涼しいうちに選挙に行ってこよう」ということで、朝食もそこそこに投票所に向かった。途中で、町内のたくさんの知り合いに出会った。たいていご夫婦一緒だった。今日は晴れた夏の日にしては涼しいので、投票率もぐっと上がるのではなかろうか。

 午後8時になった。「当確」の字幕が、テレビ画面に一斉に流れだした。同時に、選挙結果の大勢も、「与党圧勝、ねじれ解消」として音声で流されるようになった。なんでこんなに早くわかるのだろう。各種世論調査出口調査の結果を分析したものだそうだが、それにしても早すぎる。

 テレビ局間で速さを競うのが恒例になっているようだが、なにもそこまで急がなくてもいいのではないか。せめていくらか票が開いてから報道するのが、選挙民や開票作業にあたる人への礼儀ではなかろうか。これでは、結果ははじめからはっきりしているのだから、投票や開票など必要ないといわんばかりである。ひょっとすると、棄権する人が多いのもそれが一因なのかも・・。

 それにしても、投票率の低さには驚かされる。全国平均で52%そこそこだ。なんと有権者の半分近くが、国民の基本的な権利と義務を最初から投げ出している。事前の世論調査では、質問に答えた大半の人が投票に行くといっていたはずなのに。あれは、アイドルグループの総選挙のことだったのだろうか。