投票日

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[風を感じ、ときを想う日記](369)7/11
投票日

 今日は9時ごろには自宅を出て投票所に向かった。天気予報で、午後から雨になるといっていたので、午前中のそれもなるべく早い時間がいいだろうと思ったわけだ。途中の川沿いには、黄色いヒマワリがたくさん咲いていた。まだ咲きだしたばかりで、花はもちろん葉っぱも実に初々しかった。

 考えてみると、総選挙で投票に出かけるのは、昨年の8月30日以来である。あのときの選挙結果は歴史的な政権交代につながった。あれから10カ月とちょっと、もう新しい総理に代わっている。初々しいのがいいとはいっても、それもものによりけりである。

 あのとき途中で出会った花は、近所のお宅の庭にあった立派な芙蓉だった。夕方の散歩のとき、毎日のようにそのピンクの花に見とれていた。あの日は、選挙のため午前中の早い時間にそこを通りかかった。白い花が見事に咲き誇っていた。アレッ、この花は白だったっけ?夕方になると、白から酔っぱらったようにほんのりとピンクに変わる酔芙蓉だった。

 今回の選挙でも、またなにか異変が起こるのだろうか。もうぼつぼつ政治も安定の方向にむかってほしい。日替わり花は初々しくても、年替わり政権にはもう“うんざり”である。日曜日の夜はゆっくりテレビでも楽しもうと思っていたら、民放5局とNHK総合は午後8時前から深夜まですべて選挙報道で塗りつぶされるらしい。これもまた“うんざり”である。