馬入川のコスモス

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[風を感じ、ときを想う日記](719)10/17
馬入川のコスモス

 コスモスの季節になっても、今年はあまりきれいな花には巡り合うことができなかった。花はぼつぼつ終りに近く、今年はだめかもしれないとあきらめかけていた。そんな折、新聞に折り込まれてくるミニコミ紙で、馬入川(ばにゅうがわ)のコスモスモス畑の記事が目にとまった。

 そうだ、あそこへ行ってみよう。一度ポピーを見に行ったことはあるが、以来久しく訪れたことはなかった。相模川の河口付近は馬入川(ばにゅうがわ)と呼ばれている。その広大な河川敷の一部は、平塚市の管理のもとで「馬入ふれあい公園」という名前の花畑として利用されている。

 聞けば、17日の土曜日には「コスモス摘み取りイベント」が行われ、花たちはそこから一斉に姿を消すことになるという。その記事を見た翌日、一昨日の木曜日のことになるが、さっそくそこに出かけていった。さいわい、晴天に恵まれ、コスモス見物の最後を飾るにふさわしいお天気となった。

 まさに広大な敷地である。コスモスは30万本植えられているという。赤、白、黄色、そしてピンク。見渡す限り花、花、花である。まだ早い時間だったせいか、訪れる人も少なくゆっくりと見物することができた。

 このコスモスを最後に、花たちはあらかた終わり、秋の深まりとともに近隣でも紅葉が見ごろを迎えることになるはずである。