2010-01-01から1年間の記事一覧

南半球の夏至

[風を感じ、ときを想う日記](365)6/22 南半球の夏至 昨日は夏至、昼間の時間が一年で一番長い日であった。昼間の時間は北へ行くほど長くなる。那覇:13時間48分、東京:14時間35分、札幌:15時間23分、そして最北の北極までいけば24時間の白夜と…

パ高セ低

[エッセイ 283] パ高セ低 プロ野球のセ・パ交流戦は、オリックスの優勝で144試合すべてを終えた。気の抜けたオープン戦がやっと消化され、待望の公式戦がいよいよ始まる。リーグ戦の再開を前に、プロ野球ファンはこんな心境にあるのではなかろうか。 …

あやめの里

[風を感じ、ときを想う日記](364)6/17 あやめの里 梅雨の中休みというのだろうか、昨日は朝からすっきりと晴れあがっていた。チャンスは今しかないと考え、早々に伊勢原の「あやめの里」まで出かけて行った。そこで出会った紫色の花たちは私を期…

梅雨の晴れ間の梅の収穫

[風を感じ、ときを想う日記](363)6/16 梅雨の晴れ間の梅の収穫 梅雨に入った途端、中休みがやってきた。これを見過ごすと、せっかく熟してきた梅の収穫のタイミングを逸するおそれがある。さっそく長袖のポロシャツに着替え、脚立を引っ張り出し…

いよいよ入梅

[風を感じ、ときを想う日記](362)6/14 いよいよ入梅 つい一週間前の日曜日、快適な陽気に誘われて今年前半最後のつもりでホームコースに出た。しかし、まだ一つ大事な行事が一週間後に控えていた。高校同窓生のゴルフコンペに申し込んでいたのだ…

カラスとの知恵比べ

[風を感じ、ときを想う日記](361)6/10 カラスとの知恵比べ 昨日はぐずついた空模様だったので、雨の止み間を縫って早めに散歩に出た。ひと回りして近所まで戻ってくると、遠くからカラスの賑やかな声が聞こえてきた。近づいてみると、プラスチッ…

ノギ

[風を感じ、ときを想う日記](360)6/8 ノギ 昨日とこれからの2週間は、二十四節気でいう芒種(ぼうしゅ)にあたる。芒種などという言葉は、日常生活ではあまり馴染みがないので少し調べてみることにした。 芒種の芒は、一字では「ノギ」と読む。「…

三度目の正直

[風を感じ、ときを想う日記](359)6/4 三度目の正直 神奈川県の西端、湯河原温泉には、幕山公園という梅花の見事なスポットがある。その梅林が整備され、一般に公開されるようになって15年が経つ。湯河原温泉の旅館組合では、そこを集客の目玉に…

エコポイント

[風を感じ、ときを想う日記](358)6/1 エコポイント エコポイントの交換商品が届いた。液晶テレビを買って得られたポイントは15,000ポイントだったが、JCBのギフトカードを指定したため手数料として500ポイントが引かれ14,500円分が届けられた。…

孫の運動会

[風を感じ、ときを想う日記](357)5/30 孫の運動会 昨日の土曜日、世田谷の孫たちが通う小学校の運動会を観にいった。肌寒く、今にも泣き出しそうな空模様だったが、なんとか一日もってくれた。考えてみると、学校の運動会に出かけたのは30年ぶ…

ゴールデンティーマーカー

[風を感じ、ときを想う日記](356)5/27 ゴールデンティーマーカー ゴルフは、体力や力量に応じて距離でもハンデをつける。ゴルフの難易度は、距離に比例する部分が大きいためである。ゴルフ場にはいろいろな人がくるので、その距離は打ち出す場所…

東京スカイツリー

[エッセイ 282] 東京スカイツリー 建設中のいまこそ、しっかりと見ておくべきである。出来上がってしまったら、停滞するいまの日本のように、その魅力は大きくしぼんでしまうかもしれない。日本とは対照的に、新興国の活力はそこに居合わせただけで血は沸…

ついでの東京めぐり

[風を感じ、ときを想う日記](355)5/23 ついでの東京めぐり 昨日は、朝8時半ごろには自宅を出た。JRで新橋まで行き、都営地下鉄浅草線に乗り換えて押上駅に向かった。改札を抜け地上に出ると、すぐ眼の上に工事中の巨大なタワーがあった。 皐月の…

知恵熱?

[風を感じ、ときを想う日記](354)5/19 知恵熱? 一昨日の夜はあまりよく眠れなかった。何度もトイレに起き、寝ている間も眠りが浅くウトウトするだけだった。昼間、鎌倉まで出かけ、例の銀杏の無事を確かめたばかりなので、本来なら安心してぐっ…

68日後の隠れ銀杏

[風を感じ、ときを想う日記](353)5/17 68日後の隠れ銀杏 強風で倒された鎌倉鶴岡八幡宮のあの隠れ銀杏は、その後どうなっているだろう。3月10日の未明のことだったので、もう2ヵ月以上が経つ。心配で夜も眠れないというわけではないが、そ…

メタボリックシンドローム

[エッセイ 281] メタボリックシンドローム 「あなたはメタボです。生活習慣の改善を支援したいので、指定のクリニックと連絡をとってみてください」。昨秋、市の主催する健康診断を受けたら、2カ月後にはこのような通知が届いた。自分には自覚はまったく…

犬の健康チェック

[風を感じ、ときを想う日記](352)5/13 犬の健康チェック 愛犬を年1回の定期健診に連れて行った。長男夫婦から預かって以降もう8回目になる。犬の健診も、人間と同じように血液を採ってのチェックと問診である。さすがにレントゲン検査まではや…

葉っぱの世代交代

[風を感じ、ときを想う日記](351)5/11 葉っぱの世代交代 帰省していた1週間あまりの間に、サザンカたちはたくさんの新芽を吹き出していた。もちろん他の庭木も同様ではあるが、わが家のサザンカは垣根に利用しているためその新緑は面の広がりを…

G・Wの帰省

[風を感じ、ときを想う日記](350)5/8 G・Wの帰省 大型連休を挟む足掛け8日間、はからずも故郷で過ごすことになった。4月の29日、母の調子が良くないと連絡を受け、翌30日には実家に飛んで帰った。1週間様子を見ていたが、なんとか落ち着き…

大雨と野焼き

[風を感じ、ときを想う日記](349)4/28 大雨と野焼き 4月の天候は本当に不順だった。降ったり晴れたり曇ったり、はたまた暑かったり寒かったりと目まぐるしく動いた。とくに気温の上下動は激しく、とても順応できるような幅ではなかった。今日は朝…

野菜の直売

[エッセイ 280] 野菜の直売 今日はお天気がいいので、引地川親水公園まで出かけてみることにした。いつものことだが、この方面に向かうときは、冷蔵庫にどんな野菜が入っているか事前にチェックしておくことにしている。帰りに、ひいきにしている農家で新…

新曲発表会

[風を感じ、ときを想う日記](348)4/22 新曲発表会 同級生の一人から、歌謡曲の詞を書いてみたので見てくれないかと紙片を渡された。エッセイは書いても、詞のことには自信がないので音楽の分かる者に見てもらった方がいいよと、かつて音楽で飯を食…

ミツバチ

[エッセイ 279] ミツバチ 数年前から、実家の床下にミツバチがすみついていた。帰省したとき雑草を退治しようとしても、彼らの出入りする通気口の周りだけは近寄れなかった。あるとき、殺虫剤を噴霧すれば彼らを駆除できるかもしれないと思い立った。 彼…

受信障害

[風を感じ、ときを想う日記](347)4/14 受信障害 昨夜のNHK歌謡番組・歌謡コンサートでは、坂本冬美の歌が宮城県の塩竃神社から生中継されると予告していた。おそらく、“また君に恋してる”を歌うはずだから、カセットにとっておこうと考えその準備を…

駅前留学、門前市の如し

[風を感じ、ときを想う日記](346)4/12 駅前留学、門前市の如し 例の、駅前留学の新学期が始まった。例のとは、近所の高校で開かれている英会話教室のことである。例年、新学期のころは参加者が多いので、今回もたくさんの受講生が集まってくるはず…

名残の桜見物

[風を感じ、ときを想う日記](345)4/10 名残の桜見物 ちょうど一週間、春のど真ん中に帰省していたので、今年は花見の一番いい時期を逃してしまった。ところが、知人から大庭城址公園はまだ十分間に合うはずだと聞かされた。溜まっていた用事を一通…

春の帰省

[風を感じ、ときを想う日記](344)4/7 春の帰省 昨日までの丸1週間、母の様子を見るために帰省した。今回は中学校の同期会が予定されていたので、それを挟んでスケジュールを組んだ。母は相変わらずだったが、2年ぶりの同期の桜は残念ながら1人が…

駅前留学

[エッセイ 278] 駅前留学 東京駅の京浜東北線ホームで、外国人から成田エクスプレスの切符を見せられ「どこから乗ればいいの?」と聞かれた。私はとっさに「あっち!」と答えて、中央階段の方を指さし足早にその場を離れた。振り返ってみると、その外国人…

千鳥ヶ淵の桜

[風を感じ、ときを想う日記](343)3/29 千鳥ヶ淵の桜 週末の土曜日、夕方から都内で会合があった。どうせ出かけるなら、ついでに桜の名所でも覗いてみようと思い、千鳥ヶ淵に立ち寄ってみた。半蔵門から九段下に向かって、堀端をゆっくりと歩いてい…

液晶テレビ

[エッセイ 277] 液晶テレビ 三連休の最終日は、前日までの嵐がうそのような穏やかな日和となった。朝からぼんやりとテレビを見ていたら、突然あることを思い出した。家電製品のエコポイント制が、部分的にではあるが3月いっぱいで終了するという話である…