エコポイント

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[風を感じ、ときを想う日記](358)6/1
エコポイント

 エコポイントの交換商品が届いた。液晶テレビを買って得られたポイントは15,000ポイントだったが、JCBのギフトカードを指定したため手数料として500ポイントが引かれ14,500円分が届けられた。店の人は、「忘れたころに届きますよ」といっていたが、まさにご託宣通りの59日目であった。

 昨年車を買い換えたときは、環境対応車普及促進対策費という補助金が支給されたが、このときは41日目に振り込まれた。今年2月に申告した確定申告の税金の還付は20日目であった。

 長くかかり過ぎると思っていた自動車の補助金でも41日目、1年分の膨大な証憑書類を点検し、税金の計算が正しく行われているかをチェックしても20日間で還付までこぎつけている。エコポイントだけなぜこんなにも日数がかかるのだろう。

 日数がかかるということは、それだけ多くのポジションを経由し、複雑な手続きをしていることにほかならない。必要日数が多くなれば、それにかかる人手も経費も、それに比例して累増していくはずである。いずれにしても、本来の目的であるエコや経済対策とは反対の方向をむいていることになる。

 もし、これらのことがポストを増やすための作為であったとしたら、国民への背信行為として厳しく指弾されてしかるべきである。逆に、ただ漫然と遅くなったとしたら、職務怠慢としてきびしく処罰されるべきである。