所得税の確定申告

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f:id:yf-fujiwara:20220214134632j:plain[風を感じ、ときを想う日記](1095)2/14

所得税の確定申告

 

 先週の木曜日、令和3年分の所得税の確定申告をするために所管の税務署に出向いた。表向きの申告期間は2月16日から3月15日までとなっているが、還付申告はそれ以前でもできるという例外規定にもとづいて今年も早めに済ませることにしたものだ。

 

 この日は曇りで肌寒かった。しかし、どうしても医者通いの機会を利用したかった。例年、税務署の前庭には長蛇の列ができるので、相応の覚悟を決め、しっかりと厚着をして出かけた。意外や意外、待っている人はほとんどいなかった。みなスマホe-Taxをやることにしたのだろうか。あるいは、オミクロンを恐れて、税務署に出向かなくても済む方法をひねり出したのだろうか?

 

 私も、一時期e-Taxに取り組んでいたが、数年後、手書きに戻した経験がある。パソコンだと、データさえ入力すれば、なんだかよく分からないうちに出来上がってしまう。あまりにも簡単すぎて、税の納得性という点でかえって疑問が残った。手間はかかるが、せめて税金くらいは納得の上で払いたいものだ。

 

 かくして、ことしも説明書を読み、仕組みと手順を頭に入れながら申告書を手書きで仕上げていった。いつもとほとんど変らなかった。あえてあげれば、ハンコ行政廃止の方針だろうか、申告書の捺印欄に印という字が印刷されていなかった。そして今回も、例年と同じくらいの金額が戻ってくることになった。