新曲発表会

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[風を感じ、ときを想う日記](348)4/22
新曲発表会

 同級生の一人から、歌謡曲の詞を書いてみたので見てくれないかと紙片を渡された。エッセイは書いても、詞のことには自信がないので音楽の分かる者に見てもらった方がいいよと、かつて音楽で飯を食っていた別の友人に廻した。

 それから2年、その音楽家から曲ができたので聞いてくれとテープが送られてきた。なんでも、うっかり忘れていたが突然思い出したので曲をつけてみたということであった。歌は、さらに別の歌唱力のある友人に吹き込んでもらったと添えられてあった。

 そんなことから、今回の高校同期会は新曲発表会を兼ねることになった。陽が西に傾くころ、それにかかわった者を含む同級生みんなが、いつも利用させてもらっている健保組合の保養所に集まった。他の客の迷惑にならないようにと、早い時間にカラオケホールをあけてもらい手作りの新曲発表会を開いた。

 曲名は「日光街道ひとり旅」というど演歌である。作曲と伴奏はともかく、あとの作業はみなど素人がかかわったので、名曲とまではいかないがそれでも楽しい歌に仕上がっていた。一般の聴衆がいなかったのが唯一残念であった。

 翌日は、いつものようにお粗末ゴルフの競演となったが、珍プレーはまたそれなりに楽しさを倍増させてくれるものである。

 かくして、年2回の同期会はいつにもまして中身の濃い集まりとなった。