大雨と野焼き

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[風を感じ、ときを想う日記](349)4/28
大雨と野焼き

 4月の天候は本当に不順だった。降ったり晴れたり曇ったり、はたまた暑かったり寒かったりと目まぐるしく動いた。とくに気温の上下動は激しく、とても順応できるような幅ではなかった。今日は朝から大雨で、洪水注意報まで発令されている。それでもこの雨は不順な天候の総仕上げになるらしい。

 明日からいよいよゴールデンウィークに入る。週間天気予報は安定した好天が続くと伝えている。気温も心地よい水準に落ち着きそうだ。これでみんなも安心して遠出ができる。観光関連業者には高水準の実入りが期待できそうだ。これをきっかけに景気が本格的に上向いてくれればいうことはない。

 永田町では新党ブームが巻き起こっているが、まだ野党側だけの局地的な波にとどまっている。一方の与党側は、口先ばかりで「ブレと言い訳と先送り」に終始している。そのくせ、「他人に厳しく、自分に優しい」姿勢だけは一貫しているようだ。いずれも自己中心的で、政局ばかりに気を取られ、国の行く末や国民の幸せなど頭の片隅にも置いていないようだ。

 ここまで落ちたら、参議院議員の半分などといわず全議員が出直したらいい。冬、野焼きをした丘には、害虫など一匹もおらず、若葉が伸び伸びと育っているという。雨降ってこそ、大地は固まるというものだ。