彼岸明け

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[風を感じ、ときを想う日記](991)9/26

彼岸明け

 

 秋分の日の翌日を境に、体感温度は一気に秋へと突入した。それまでは、半袖でも暑いといっていたものが、この日から一気に長袖に替わった。しかも、できることなら上着も重ねたいというところまで冷えてきた。「暑さ寒さも・・」の諺を実感させられる季節の節目となる大きな変化だった。

 

 変化というものは、何事に限らず軋轢を生むものだ。季節の変化もまたしかりである。季節の変わり目には、日本上空に前線ができ、それが南北に上がったり下がったりする。秋はそれに台風の襲来が加わる。お天気屋泣かせといわれるが、一般庶民もそれに連動して右往左往することになる。

 

 秋分の日の翌日にあたる水曜日は、天候不順のためグラウンド・ゴルフは結局3人でお茶を濁した。実は、この日は本物のゴルフコンペへの参加を約束していた。しかし、大雨になると聞いて前日の内にキャンセルした。実際には雨は明け方までだったので、代わりにグラウンド・ゴルフに出かけたというわけだ。

 

 その翌日にあたる木曜日は、台風が来るというので、前々から約束していた大事な約束を1日伸ばした。しかし、台風は逸れ、雨もほとんど降らなかった。逆に、伸ばした先の金曜日の方が天候は悪く、出かけるのに難渋した。

 

 かくして、季節の曲がり角は、勝手気ままな天候に振り回されながら、「くの字型」に大きく舵を切ることになった。