台風とG・G一泊旅行

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[風を感じ、ときを想う日記](658)9/29
台風とG・G一泊旅行

 先週の水・木の2日間、町内のグラウンド・ゴルフ(略称G・G)仲間24名で、富士の裾野へ一泊旅行に出かけた。自衛隊の演習場に隣接する天然芝のグラウンドで、2日間のグラウンド・ゴルフ漬けを楽しむことにしていた。

 所定の待ち合わせ場所に、早い時間から全員が揃った。みんなの上気した顔が、朝日にきらきらと輝いていた。まるで、遠足に出かける小学生のようだ。こんなきれいな青空なのに、本当に台風がやって来るのだろうか。

 迎えに来てくれた旅館のバスに乗り込んだ一行は、旅先での抱負を賑やかに語り合った。ふと、車外に目をやると、空には雲が一面に広がっていた。その雲は、西に向かうにつれ少しずつ厚みを増していった。

 昼食を済ませ、早々にグラウンドに出た。手入れの行き届いた専用コースには、でこぼこや雑草はまったく見あたらない。全部で32ホール、8ホールで1ゲームなので、1廻りするだけで平素の1日分を消化することになる。

 サア、スタートというときになってポツ!ときた。やっぱりきたか。でも、みんなちゃんと雨具は用意している。降り続く雨でも、みな真剣にプレーに打ち込んだ。またたく間に4ゲームを、さらにおまけの1ゲームまでこなした。

 その日、雨は一晩中降り続いた。明日は、風雨はもっとひどくなるという。予定を変更し、2日目はキリンとヤクルトの工場見学で教養を磨くことにした。