2021-01-01から1年間の記事一覧

おかえりキンモクセイ

[風を感じ、ときを想う日記](1066)10/4 おかえりキンモクセイ キンモクセイの花が帰ってきた。朝ドラの「おかえりモネ」が終わる頃になって、それと入れ替わるようにキンモクセイの花が帰ってきた。前回、その開花に気づいて写真に収めたのは先…

秋本番

[風を感じ、ときを想う日記](1065)10/2 秋本番 秋本番、天高く・・といきたかったのに、昨日は終日台風にたたられた。外は朝から大荒れだったが、あいにく市の中心部まで出かけなければならない用事があった。普段は電車を使っているが、駅まで…

板金が剥がれかけていますよ!

[エッセイ 605] 板金が剥がれかけていますよ! 台風の接近が心配されていたある日、門柱脇に付けられたインターフォンのボタンが押され、「板金が剥がれかけていますよ!」というダミ声が流れてきた。その声の背後では、トラックの音が大きく響いていた…

ゴルフの再開

[風を感じ、ときを想う日記](1064)9/23 ゴルフの再開 熱中症を警戒して、夏の間はゴルフに手を出さないことにしている。今年も、6月13日を最後に、長い夏休みに入っていた。9月になって、5日と12日の2回ほどチャンスがあったが、いずれも不順な…

台風一過、彼岸花と中秋の名月

[エッセイ 604] 台風一過、彼岸花と中秋の名月 台風の影響で、日曜日の昼過ぎまでずっと雨にたたられていた。その雨も上がり、曇天は抜けるような青空に変わった。しかし、間もなくすると深い闇へと変わっていった。ところが、東の空が急に明るさを帯び…

グラウンド・ゴルフ再開

[風を感じ、ときを想う日記](1063)9/17 グラウンド・ゴルフ再開 晴れやかな顔、そして明るい表情。久し振りに穴蔵から出てきた人たちは、これ以上ないというほどの“いい顔”をしていた。たまの買い物以外、家から出ることはなく、人と話をする機…

秋はそこまでやってきた

[風を感じ、ときを想う日記](1062)9/13 秋はそこまでやってきた 二百二十日も無事通り過ぎたので、これで一安心と思っていたのに、南方にある台風14号が急に右折して日本本土を直撃するかもしれないという。このところ不順な天候が続いたので…

あれから20年・9.11

[エッセイ 603] あれから20年・9.11 夜9時ごろだったと思う。風呂に入っていたら、家内が浴室のドアをたたき、「あのニューヨークの、ワールド・トレード・センターのビルに飛行機がぶつかったらしいよ」と大声で告げた。「間抜けなパイロットもいたも…

重陽の日

[風を感じ、ときを想う日記](1061)9/9 重陽の日 今日は重陽の日、別名菊の節句と呼ばれる五節句の一つに当たる日である。その五節句とは、1月1日の元旦、3月3日のひな祭り、5月5日の端午の節句、7月7の七夕祭り、そして今日、9月9日の…

九月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1060)9/7 九月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・9月21日は旧暦の8月15日、中秋の名月にあたります。お猪口片手にゆっくりと楽しみたいものですが、必ず眺めら…

コロナ禍の認知症対策

[風を感じ、ときを想う日記](1059)9/6 コロナ禍の認知症対策 コロナ禍は依然深刻な状況が続いており、緊急事態宣言は出されたままである。わが藤沢市だけ取り上げてみても、9月5日現在の累積感染者数は6,468人で死者数は50人に達している。われわ…

ナス

[エッセイ 602] ナス 今が旬の秋ナスにはこんな諺がある。「秋茄子(あきなすび)嫁に食わすな」。①秋茄子はおいしいので、しゅうとめが嫁に食べさせたがらないという意。②食べると体を冷やすので、また秋茄子は種が少ないので子供ができないという縁起…

蒸散殺虫

[風を感じ、ときを想う日記](1058)8/29 蒸散殺虫 寝室として使っている和室の蒸散殺虫をやった。寝ているうちに脇の下を数回虫に噛まれたので、畳の間に嫌な虫でも潜んでいるのではないかと思ったわけだ。以前一度やったことがあるが、そのとき…

処暑

[エッセイ 601] 処暑 今日、8月23日とこれからの半月間は二十四節気でいう「処暑」である。いわば、“暑さもようやくおさまるころ”である。この処暑という熟語は、暑さが和らぐという意味で、暑さから解放されやっと一息つける時節になったということの…

実感は晩夏

[風を感じ、ときを想う日記](1057)8/21 実感は晩夏 実感ではまだ夏、しかも、一週間も続いた長雨をくぐり抜けてやっと取り戻した夏である。しかし、暦ではとっくに秋になっている。明後日には、「処暑」さえ迎えようとしているのだ。まさに、実…

朝からご機嫌な酔芙蓉

[風を感じ、ときを想う日記](1056)8/19 朝からご機嫌な酔芙蓉 この時期、花の種類は春に比べるとずっと少なくなる。そんななか、比較的華やかなのが木に咲く芙蓉である。実は、「芙蓉」とはもともと蓮(ハス)の花のことを指すようだ。そこで、…

ワクチン接種を急ごう

[エッセイ 600] ワクチン接種を急ごう オリンピックに便乗したコロナ禍の第5波が、大きなうねりとなって私たちに襲いかかってきた。8月14日現在の状況を数字で見ると、コロナ感染者の累計は1,130,250人で総人口の0.9%、コロナによる死者数は15,402人でコ…

お盆の墓参り

[風を感じ、ときを想う日記](1055)8/12 お盆の墓参り 週間天気予報によると、これから先ずっと雨になるという。お盆の4日間はもとより、向こう一週間ずっと降りっぱなしになるそうだ。しかも、沖縄と北海道の一部を除く全国的な規模でである。…

TOKYO 2020を振り返って

[エッセイ 599] TOKYO 2020を振り返って コロナ下で断行された17日間の東京オリンピックが終わった。前回、57年前の大会のときは、国立競技場の脇を走る中央線で毎日通勤していたが、オリンピックとはまったく無縁の生活だった。猛烈に働くことが奨励さ…

八月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1054)8/7 八月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・夏の大型の花といえばヒマワリと相場は決まっていました。ところが近年、その黄色い花に赤系統のライバルが現われて…

それでも気儘に振る舞う?

[風を感じ、ときを想う日記](1053)8/4 それでも気儘に振る舞う? もし、コロナに本当に感染したら・・。 救急車を呼ぶ。 さいわい、救急車は来たが、入院先が見つからない。 入院先が見つかるまで、自宅の前で何時間も待たされる。 最悪、8時間…

コロナ禍・第5波

[エッセイ 598] コロナ禍・第5波 コロナ禍の第5波が大波となって襲ってきた。1日あたりの感染者数はとうとう1万人を越えた。国民はひたすら巣ごもりに励む一方、飲食業を中心とした事業者は困窮の極みに達している。医療機関は昨年春以来逼迫を続け…

そうめん

[エッセイ 597] そうめん 今日のお昼にはそうめんをいただいた。栄養バランスを考え、添え物は卵焼きとキュウリのほか、ちくわと魚肉ソーセージも用意してもらった。それにしても、暑いときは冷たい麺類に限る。よく冷やした麵を、薄味のつゆに浸してつ…

金4個

[風を感じ、ときを想う日記](1052)7/26 金4個 「大谷35号」。インターネットを開けたら、こんな見いだしが目に飛び込んできた。びっくりである。つい一週間前、ホームラン競争で日本中があれだけ大騒ぎしていたのに、もう米大リーグのことな…

大暑の日の名月

[風を感じ、ときを想う日記](1051)7/23 大暑の日の名月 昨日は二十四節気の「大暑」に当たっていた。一年で一番暑い日といわれるだけあって、37~8度の高温が南北を問わず全国各地で記録されていた。しかし、この日は暑いというだけではなく…

星取り競争

[風を感じ、ときを想う日記](1050)7/19 星取り競争 ホームラン競争の次は星取り競争で日本中が湧いた。大相撲名古屋場所の千秋楽、相撲ファンの目が土俵上に釘付けになった。「エッ、まだ居たんだ!」と思われていた白鵬と、横綱昇進を確実にし…

ホームラン競争

[風を感じ、ときを想う日記](1049)7/15 ホームラン競争 米大リーグの、オールスター戦で催されたホームラン競争をテレビ中継で見た。大谷選手の活躍を、日本人として誇らしく思い、楽しみながら見ることができた。ただ、実力からいけば簡単に勝…

メジロの営巣放棄

[風を感じ、ときを想う日記](1048)7/10 メジロの営巣放棄 先月の10日、この日記にメジロが今年も営巣を始めたと書いた。その前々日まで、メジロはさかんに出入りしていたが、その翌日になるとまったく姿を見せなくなってしまったとも書いてい…

蝶と蛾

[エッセイ 596] 蝶と蛾 夜、寝室で夜具の支度をしているときだった。どこから来たのか、小さな白い蛾が電灯の周りを飛び回りはじめた。そのむさ苦しさに、ついたたき落としてしまった。ちょっと可哀想なことをしたとは思ったが、蛾というだけで気持ちが悪…

七月の風

[風を感じ、ときを想う日記](1047)7/4 七月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・いまは梅雨の最中、梅雨寒で震える日もありますが、暑さは真夏に向かって確実に増していきます。そんな暑い日、かき…