お盆の墓参り

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[風を感じ、ときを想う日記](1055)8/12

お盆の墓参り

 

 週間天気予報によると、これから先ずっと雨になるという。お盆の4日間はもとより、向こう一週間ずっと降りっぱなしになるそうだ。しかも、沖縄と北海道の一部を除く全国的な規模でである。なんでも、梅雨末期のような激しい降り方になり、大きな災害さえ予想されるという。

 

 この辺りの雨の降り出しは、今日の午後からだという。そんな状況から、午前中にお墓参りに行くことにした。急遽支度を調え、花屋の開く時間を見計らって家を出た。店先にはたくさんのお参り用の束が用意されていた。

 

 墓地に着いて、あらためて驚いた。まだ早い時間なのに、周回道路の片側は横着駐車の列でいっぱいになっていた。広々とした駐車場が各所に用意されているのに、みなさんはちょっとでも歩くのがお嫌いなようだ。さいわいわが家の墓碑は駐車場のすぐ近くなので、そんな余計な横着はしなくて済む。

 

 散らかった落ち葉を拾い、墓石に着いたほこりをぬぐった。近くでも、同じようなことをしている人たちが何組もいた。曇り空だったので、前日のような暑さはなく助かった。花と線香をお供えして、あらためてお祈りを献げた。

 

 それにしても、お墓参りをして思いをはせるのはふるさとのことである。コロナ下だが、帰省できる人はいるのだろうか。盆踊りは例年どおり催されるのだろうか。そういえばもう2年半も帰省していない。