猛暑の中の里帰り

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[風を感じ、ときを想う日記](377)8/18
猛暑の中の里帰り

 このままだと、台風を迎えに行く格好になるかもしれない。そう心配しつつ、12日の朝帰省の途についた。さいわい、台風は大廻りをして日本海に入ったので、それほどひどい目には遭わないですんだ。それでも、バスを降りて実家までの数百メートルは、雨交じりの強風に曝されたことはいうまでもない。

 今回の帰省では、お会いしたい人にはあらかたお目にかかることができた。里帰りされたご先祖様はもちろん、親戚や知人、友人にもほとんど会うことができた。そして、帰省のとき必ずといっていいほど立ち寄っているカラオケクラブの、知り合いの人たちとも席を同じくすることができた。

 14日には、恒例の盆踊大会に顔を出した。ここでも、新しい出会いはあったものの、そのさみしさには愕然とさせられてしまった。参加者が昨年より大幅に少なく、踊りの輪が一本に繋がらないのだ。あまりにも暑かったので出かけてこなかったのか、帰省した人がもともと少なかったのか、高速無料化が土日に限定されたので早々に引き揚げてしまったのだろうか。

 人口減少に歯止めのかからない状況では、盆踊りの参加者が漸減していくのも仕方のないことかもしれない。しかし、この極端な減少には、さみしさを通り越して寒気さえ感じさせられてしまう。せめて帰省の機会だけは、なるべく多く作りたいと思っている。それにしても、例年になく暑いお盆だった。