山口県応援隊交流会’16

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[風を感じ、ときを想う日記](744)4/24
山口県応援隊交流会‘16

 この金曜日、今年で2回目となる山口県応援隊交流会という会合が開かれた。その趣旨は、郷里山口県の発展を首都圏からも応援しようというものである。参加したのは、同郷人の会や同窓会などルーツを山口県に持つ親睦団体の幹部たちである。参加者名簿によると、47の団体、130名が参加したことになっている。地元からは若き県知事も駆け付けた。

 山口県の一番の悩みは人口減少問題である。すべての課題がこの現象に象徴されているといっていいだろう。人口のピークは昭和30年の161万人だった。それが一時盛り返しはしたが漸減傾向を続け、現在は140万人にまで落ち込んでいる。このまま無為に推移すると、2060年には81万人に、100年後の2115年には37万人にまで落ち込むと推測されている。

 それを少しでも食い止めようとするのが、県が掲げる「やまぐち元気宣言」と称するビジョンである。ー稠層の県外流出の縮減と県内回帰の実現、⊆磴だぢ紊侶觝Г篁勸蕕討隆?召亮存宗↓人口減少・高齢化社会でも持続可能な効率的な社会システムの再構築、の3本の柱である。

 これらの施策がうまくいったとしても減少傾向は止め切れず、2060年の人口予測81万人を101万人に減速させるのがやっとである。われわれ県外に住む者も、あらゆる施策を動員し、相当の覚悟をもって臨む必要である。