東京東和町人会 '17

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[風を感じ、ときを想う日記](819)10/22
東京東和町人会 ’17

 この同郷人の会の総会は、今年で45回目を迎える。会の役員は、昨年の総会で大幅に若返り、今回から新体制で望むことになっている。そんな節目に当たることから、記憶に残るような集まりにしたいと意気込んでいた。さいわい、繰越金もそれなりに貯まっている。まとまった目玉は、会場を帝国ホテルに移し、面白いイベントとして餅まきを行うというものだった。

 南方海上に発生した台風は日本本土への上陸の機会を窺い、秋雨前線は勢力を強めながらこの日も引き下がることはなかった。そんな厳しい気象条件のなか、高額の会費にもかかわらず40名を超える同郷人たちが日比谷に足を運んでくれた。もちろん、郷里からも副町長、町議会議員など3名がはせ参じてくれた。衆議院議員選挙前日という一番忙しいときにもかかわらず・・。

 会場と料理は、期待どおりの素晴らしいものだった。餅まきの餅は、郷里の、それもつきたてのものを食べてもらいたいと、40キロもある大荷物を郷里からの来賓の手で運んでもらった。みんなの、そんな誠意と熱意が実ったのだろう、懇親の宴は和やかに進み、高級ホテルでの餅まきは大いに盛り上がった。

 今回の参加者の中に新規に参加された人が3名いた。ふる里の人口減はもとよりこの同郷人の会の会員数の減少まで、暗い話ばかりのところにこの話題はきわめて貴重であり、将来に繋がる明るい話題であった。