大島ふるさと会’14

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[風を感じ、ときを想う日記](636)5/19
大島ふるさと会 ’14

 この週末、ふる里の在京町人会の一つ、大島ふるさと会の総会にゲストとして参加した。ふる里からは、町長はじめ幹部数名も顔を出され、郷里の近況などたくさんの土産話を聞くことができた。もちろん、話だけでなくお土産そのものもたくさん持参いただいた。姉妹関係にある他の町人会からもゲストが参加され、ふる里一色の賑やかな集まりとなった。

 今回は30回目の節目だそうで、それなりに趣向を凝らした会合に仕上がっていた。逆に、いつもは総会の冒頭に組まれているミニ講演会が外されていた。記念総会のため、趣を変えようと考えられてのことかもしれない。多少寂しい気持ちはあったが、お昼時に空腹を抱えての聴講にも難点がないわけでもないので、ほっとした参加者も多かったのではなかろうか。

 例年のことだが、料理の一つとして茶粥が用意されていた。東京では、まずお目にかかることのできない心づかいである。「懐かしく、美味しくいただいた」といいたいところだが、ちょっぴり不満が残った。せっかくご用意いただいたのに、残念ながら煮詰まってしまっていた。調理を担当された方が不慣れだったのだろうか、あるいは会議のために時間が経ってしまったためだろうか。

 茶粥は少々煮詰まっていたが、今度はその炊き方や食べ方が話題となって、同郷人の交流の中身はいっそう煮詰まったものとなった。