春の彼岸のお墓参り

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](741)3/22
春の彼岸のお墓参り

 二十日の日曜日は彼岸の中日にあたっていた。お墓参りには2、3日早めに出かけるつもりでいたが、スケジュールやお天気の都合で結局この日になってしまった。しかし、この日は朝から小雨が降っていた。しばらく様子を見て、小やみになるのを待って出かけていった。

 片側二車線の広い道路だが、墓苑に入るための右折レーンは200メートル手前あたりから数珠つなぎになっていた。やっと墓苑内に入れたが、園内の道路は路上駐車でさらに混雑していた。各所に広い駐車場があるのに、目的場所の近くに車を止めたがる人が多いためのようだ。

 ここを訪れたのは2カ月ぶりだった。お正月にお参りし、その後お供えしてあった花の様子を見に来て以来である。我が家のお墓は、昨年の4月に建てたばかりだが、1年経って石がだいぶ汚れてきたのでその掃除から始めた。きれいに磨き上げ、お花とお線香を供えあらためてご先祖さまに挨拶をした。

 お参りを終え、トイレを利用するために中心部にある管理事務所に向かった。この辺りの混雑はさらに激しく、駐車場の空きを待つ車が連なっていた。広場に並んだ生花店はいずれも大繁盛だった。トイレも大変な混雑で、特に女子用が激しかった。係員が2人も出て、その整理にあたっていたほどである。

 かくして、すべての用事を終え、大変すがすがしい気分で墓苑を後にした。