天気予報に振り回されて

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[風を感じ、ときを想う日記](742)3/29
天気予報に振り回されて

 ご近所の仲間3人と、以前からゴルフに行く約束をしていた。私のホームコースでは、会員の誕生日祝いとして年1回特別に優待してくれることになっている。もちろん同伴者3人を含めてだが、誕生月翌月までという期限付きである。その優待制度を使ってのプレーの予定日が昨日だった。

 先週の火曜日、週間天気予報として発表されたこの日の予報は、曇り時々雨というあまりうれしくないものだった。その後の予報も、前後の日々は晴れマークが点いているのに、この日ばかりは傘が外れることはなかった。

 前夜の予報でも、雲の右上に傘がついたままだった。気をもみながらも、準備を整え早々に床に着いた。そして翌早朝、天気予報はとんでもないことをいいだした。大雨、突風、雷、そしてヒョウの全部がそろい踏みするという。

 5時20分にもう一度予報を確かめた。キャスターは、雷が鳴りだしたときの心構えや、ヒョウに備えての農作物の防護策を説明しはじめた。これじゃあ、諦めるしかないだろう。仲間に電話し、しぶしぶ中止を決めた。

 夜は明けたが、雨は降りだしそうになかった。昼になるころ薄日が差しはじめた。3時のお茶のころには空はきれいに晴れあがっていた。しかし、心の中には暗雲が立ち込め、悔恨の念にさいなまれていた。なんで中止してしまったのだろう。仲間に申し訳ない。あの優待も期限切れになってしまう。