ホームラン競争

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[風を感じ、ときを想う日記](1049)7/15

ホームラン競争

 

 米大リーグの、オールスター戦で催されたホームラン競争をテレビ中継で見た。大谷選手の活躍を、日本人として誇らしく思い、楽しみながら見ることができた。ただ、実力からいけば簡単に勝てる相手に苦戦し、結局1回戦で敗退してしまった。お祭りとはいえ、彼が負けたことはやはり残念の一言に尽きる。そこで、素人ながら反省点をあげてみた。

 

 このゲームは、制限時間内に何本打つかを競うわけだが、この“時間内”という条件は、焦りを誘う最も大きな要因となる。①気心の知れたピッチャーなのだから、互いに投球の間合いを徹底的に研究し練習すべきである。時間が限られているからといってどんどん打てばいいというものではない。間合いを取り、呼吸を整えて確実にヒットすることである。“量より質”が量産につながる。

 

 ②力みを徹底的に排除すべきである。ゆったりと構えて、球を存分に引きつけて打つべきだ。ところが、えてして球が手元までくるのを待ちきれず、つい打ちにいってしまう。これらは、すべて力みからきている。自信を持ってゆったりとした心構えで臨むべきである。練習とそれに裏打ちされた自信が、大舞台で花を咲かせることになる。

 

 こうした心構えは、おそらくすべてのスポーツに通じるはずである。大谷選手の、そして日本人選手のいっそうの活躍を期待しよう。