秋本番

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f:id:yf-fujiwara:20211004110147j:plain[風を感じ、ときを想う日記](1065)10/2

秋本番

 

 秋本番、天高く・・といきたかったのに、昨日は終日台風にたたられた。外は朝から大荒れだったが、あいにく市の中心部まで出かけなければならない用事があった。普段は電車を使っているが、駅まで歩くのはとても無理だと思い車に変えた。それでも、駐車場から目的の建物まで傘は差せず、僅か50メートルばかりの間にすっかり濡れそぼってしまった。

 

 10月ともなれば、大陸方面から張り出す高気圧が日本全土を覆い、奥行きのある晴天に恵まれるはずだった。そして、“天高く馬肥ゆる秋”の本番を迎えるはずだった。ところが、高気圧が十分に発達していないと、その隙を突いて昨日のような空模様になってしまうらしい。おまけに、“女心と秋の空”といわれるように、これからもにわか雨に翻弄されることにもなるかもしれない。

 

 翻って今日は、言い伝えどおり“台風一過”の晴天に恵まれた。寒さに震えた昨日に比べ、気温は10度近くも跳ね上がった。肌寒さをこらえてポロシャツ1枚で出かけたのに、気温はぐんぐん上がり、グラウンド・ゴルフのプレー中は“暑い、あつい!”を連発することになった。それでも、好天が人の心を浮き立たせたのだろうか、今日のプレーの参加者はいつになく多かった。

 

 高齢者の会であるグラウンド・ゴルフのメンバーも、その心はいくつになっても未熟な秋の空のままなのだろうか。稔りの秋にはほど遠いのだろうか。

 

(追伸)

 10月2日にこの原稿を用意していたが、入力がうまくいかず解決できないまま今日にいたった。やっと問題が解決したので、2日遅れのそのままの原稿で投稿する。