2020-01-01から1年間の記事一覧

巣ごもり明けのゴルフ

[風を感じ、ときを想う日記](966)5/30 巣ごもり明けのゴルフ 気晴らしにゴルフでもどうだ!ご近所の人からそんなお誘いを受け、昨日4人で出かけてきた。ずいぶん久し振りのことである。この2ヵ月近く、散歩のほかはほとんど家にこもりきりだっ…

初夏の啓蟄

[風を感じ、ときを想う日記](965)5/26 初夏の啓蟄 やっと緊急事態宣言が解除された。これで、4月7日以来7週間ぶりに巣ごもり生活から抜け出すことができる。いわば、初夏にやってきた啓蟄である。 戦中生まれの身には、この間の生活は昭和20…

小満

[風を感じ、ときを想う日記](964)5/19 小満 明日は、二十四節気でいう「小満」にあたる。万物に、生気が満ちあふれてくる季節の様を、たった二文字で見事に言い表している。時刻でいうと、午前10時過ぎといったところだろうか。真夏はともかく…

ハルゼミのつぶやき

[エッセイ 557]ハルゼミのつぶやき 「アーァ、早く地上に出て羽化したい。でも、いま出ても、住みかになるはずの松林は枯れはじめ、おまけに害虫退治のために撒かれた消毒薬でひどい目に遭うかもしれない」。「ところが、近隣の松林では、仲間たちが羽…

五月の風

[風を感じ、ときを想う日記](963)5/15 五月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・いま、バラたちが色と形の美しさを競いあっています。そのバラの花言葉は、愛、恋、美、幸福、乙女、秘密、清新など…

ウイルス

[エッセイ 556]ウイルス ウイルスには、抗生物質はまったく効かないという。そうかなあと、残念には思いながらも、なぜそうなのかまでは考えていなかった。だいたい、ウイルスそのものを小型のスーパー細菌くらいにしか考えていないのだから無理もない…

巣ごもり

[エッセイ 555]巣ごもり 子供の頃、実家ではニワトリを飼っていた。普通の白い品種で、オスが1羽にメスが3羽いた。卵を産むとけたたましく鳴いた。卵は2~3日に一度しか生まなかったが、それでも3羽いたので、一日1個くらいは得られた計算になる…

コロナ用語集

[エッセイ 554]コロナ用語集 コロナ騒動の最中、それに関連する専門用語が、新聞やテレビの間であまりにも無造作に飛び交っている。受とめる側は、ただただ戸惑うばかりである。ついては、これからのためにと、素人なりに“用語集”をまとめてみた。 まず…

終活 セカンド・ラウンド

[エッセイ 553]終活 セカンド・ラウンド 今日、火曜日は、2週間に1度の雑ゴミ回収の日である。対象のゴミは、小型の不燃ゴミ、商品プラ、それに本や雑紙である。玄関先に出しておくと、市の指定業者が回収してくれる。不燃ゴミは有料の専用袋に入れな…

八十八夜

[風を感じ、ときを想う日記](962)5/1 八十八夜 今日、5月1日は八十八夜に当たる。あれ!明日じゃなかったの?と思ったが、暦にはちゃんとそう書いてある。そうか、今年は2月が29日まであったので、暦の上では1日繰り上がったことになるのだ…

見上げて楽しむ最後の花

[風を感じ、ときを想う日記](961)4/27 見上げて楽しむ最後の花 このところ、連日のようにフジの花を楽しませてもらっている。もちろん、「三密」は避けなければならないので、人気の少ないところを選んでウォーキングがてら仰ぎ見る程度にしてい…

アメリカハナミズキ

[エッセイ 552]アメリカハナミズキ いま、アメリカハナミズキが一番華やかな時期を迎えている。赤、白、そしてピンク。大きく張り出した枝に、四弁の花が無数に群がっている。枝先にあるのは花だけ、ソメイヨシノと同様葉っぱはどこにもみられない。サ…

四月の風

[風を感じ、ときを想う日記](960)4/18 四月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・今朝も、夜明けとともにウグイスが透きとおった声で鳴きはじめました。 ところで、私たちはウグイスについて誤った…

マスクの販売

[風を感じ、ときを想う日記](959)4/15 マスクの販売 「~お役に立てれば幸いです~、不織布三層マスク・2,000枚を158,000円(税抜き)、4月13日から順次発送」。こんな新聞広告が、“半五段”(横:半ページ分、縦:記事5段分)のスペースで都…

一変した街の風景

[風を感じ、ときを想う日記](958)4/11 一変した街の風景 昨日は、市の中心部にある医院に行った。この時節、あまり気乗りはしなかったが、持病を悪化させないためには、月に一度の通院は欠かせない。平素から大変混み合い、待合室で一時間以上待…

自転車

[エッセイ 551]自転車 家内と買い物に行く途中、自転車が背後から勢いよく追い越していった。ほとんど気配を感じさせず、しかも歩道を歩いている家内の脇をすれすれに、である。家内は、「チリンチリンくらい鳴らせばいいのに。本当にあぶない」と憤慨…

三日見ぬ間に桜かな

[風を感じ、ときを想う日記](957)4/2 三日見ぬ間に桜かな タイトルは、大島蓼太の原作「世の中は三日見ぬ間に桜かな」から引用したものだ。元の意味合いは、三日間外に出ないでいたら、“桜の花が咲き揃っていた”である。ところが、いつの間にか「…

耳鳴りは治る?

[風を感じ、ときを想う日記](956)4/2 耳鳴りは治る? いちど全快した耳鳴りが、半年あまりで再発して久しい。もう直らないものと諦め、それに慣れること、そしてそれを忘れることに努めてきた。そんな折、新聞のテレビ欄に「キーン つらい耳鳴りか…

静かな桜の名所

[風を感じ、ときを想う日](955)3/30 静かな桜の名所 東京から遅れることおよそ10日、このあたりにもやっと桜の見ごろが近づいてきた。近隣の花の様子から、大庭城址公園のさくらもそろそろそんな時期に来ているのではなかろうか。もちろん、そ…

彼岸過ぎの積雪

[風を感じ、ときを想う日記](954)3/29 彼岸過ぎの積雪 この冬、雪がちらついたことはあったが積もったことはなかった。それが今日、このあたりでは初めての積雪となった。事実上の初雪といっていい。その雪も、お昼過ぎにはやんだ。薄日も差しい…

外は春爛漫

[風を感じ、ときを想う日記](953)3/27 外は春爛漫 三つの「密」を、とにかく避ける。密閉空間に入らない。大勢が密集しない。互いに密着しない。今もっとも気をつけなければならない最低限の心がけである。そのうちの一つや二つは避けられないこ…

二代目のシクラメン

[エッセイ 550]二代目のシクラメン 一旦枯れてしまった古いシクラメンの鉢から、再びみずみずしい葉っぱが芽吹き、ついには花が咲きはじめた。最初は、葉っぱの陰に赤い蕾がチラチラ見える程度だった。それが、この半月ばかりの間に、緑の葉っぱの上に赤い…

ウイルスにもいろいろある

[風を感じ、ときを想う日記](952)3/20 ウイルスにもいろいろある パソコンを起動するたびに、本体に組み込まれているウイルス対策ソフトの有効期限が切れたという通知が表示されるようになった。しかし、同じ目的のソフトはもう20年も前から更…

三月の風

[風を感じ、ときを想う日記](951)3/13 三月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・ この季節になると、国内産の果物が極端に少なくなってきます。その穴を埋め、さらには私たちの健康増進に大きく寄…

運転免許の更新大作戦

[エッセイ 549]運転免許の更新大作戦 運転免許の更新は、かつては簡単な手続きですんだ。近所の警察署で、申請書を提出し形どおりの講習を受けるだけだった。それも5年に一度だった。それが、高齢者になると3年に一度になり、自動車学校での適性検査…

床の補強

[エッセイ 548]床の補強 ここ数年、体のあちこちにガタがきて、部分的なケアを繰り返すようになった。さいわい、大病には至っていないので、日常生活は平常どおり続けられている。一方、住居も住人とともに年を取り、同じように傷んできている。従来は…

遅咲きのウメ

[風を感じ、ときを想う日記](950)2/25 遅咲きのウメ 今月に入って早々、“春間近かの花”と題して早咲きのウメのことを書いた。あれから3週間あまりが経った。あの当時、近隣にはたくさんのウメの花が咲いていたが、いまも周りはウメの花だらけで…

親水公園の河津桜

[風を感じ、ときを想う日記](949)2/21 親水公園の河津桜 近隣の河津桜は、いずこも満開になった。ただ、まとまっていてもせいぜい5~6本ほど、あたり一面花で埋め尽くされるというところまでには至っていない。その点、引地川親水公園は、河津…

ミカンへの思い

[エッセイ 547]ミカンへの思い 行きつけのスーパーに、わがふる里のブランドのついたミカンが沢山並べられていた。うれしくなって一袋買ってきた。実は、わが家には、ふるさと納税の返礼品としていただいたミカンが、まだたくさん残っていた。しかし、“…

二月の風

[風を感じ、ときを想う日](948)2/14 二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・寒い日は牡蠣鍋がおすすめです。マガキは秋から冬が旬といわれています。反対に、暑さの増してくる産卵期になると、精…