彼岸過ぎの積雪

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[風を感じ、ときを想う日記](954)3/29

彼岸過ぎの積雪


 この冬、雪がちらついたことはあったが積もったことはなかった。それが今日、このあたりでは初めての積雪となった。事実上の初雪といっていい。その雪も、お昼過ぎにはやんだ。薄日も差しいてきたので、さっそく買い物に出かけることにした。出かけた先のお店には、トイレットペーパーも山積みにされていた。


 昨日がぽかぽか陽気だっただけに、今日の寒さはことのほか骨身にしみた。最高気温の落差は、東京では20度にもなったようだ。わが家のあたりでも、買い物に出かけたときの気温はせいぜい4~5度だったはずだ。とにかく寒いという印象だけで、他にはなにも考えられなかった。


 買い物から帰ったら、そのまま散歩に行くつもりだったが、これだけ寒いとその気持ちもすっかり萎えてしまった。このまま、暖かい部屋の中でゆっくり過ごしたい。ネコでなくてもそう考えるのが人情だろう。暖房を最強にしてこうしてブログを書くことにした。


 それにしても、桜の開花が気になる。東京ではとっくに満開を迎えたと聞く。ゴルフに行った箱根湯本でも、小学校の桜は4日前にすでに満開になっていた。それが、このあたりだけは取り残されたように、まだこれからという状況にある。この冬の暖かさが、開花の進行を遅らせているのかもしれない。


 今年は、お天気とウイルスに邪魔され、花見のチャンスを逃してしまいそうだ。