［風を感じ、ときを想う日記］（９５２）３／２０
ウイルスにもいろいろある
パソコンを起動するたびに、本体に組み込まれているウイルス対策ソフトの有効期限が切れたという通知が表示されるようになった。しかし、同じ目的のソフトはもう２０年も前から更新を繰り返しており、その有効期限はまだ何年も残っている。それを更新してまで二重に対策をする必要はないはずである。
ところが先日、組み込まれている方のソフトの名前で、警告に近いものが画面に現われた。しかし、どう見ても本物とは違うような気がする。すぐその画面を消そうとしたが、“ウン”というまではここを動かないとばかりに張り付いてしまった。パソコンの電源を切る以外、それを消す方法が見当たらなかった。
こうなったら自分の手には負えない。長年お付き合いのあるもう一つのウイルス対策会社に対応を頼んだ。その会社は、それをすぐウイルスと見ぬき、抜本的な対策をとってくれた。居座っているウイルスをきれいに排除し、対策ソフトも最新のものに入れ替えてくれた。要した時間は一時間に近かかった。
それにしても、なんでいまウイルスなのだろう。コロナウイルスにさんざん脅かされ、戦々恐々としている最中に今度はコンピューターウイルスとは・・。世の中、油断も隙もあったものではない。
素人考えだが、ウイルス対策ソフトが併存したために、両者の間に隙間ができてそこを狙われたのではなかろうか。野球の右中間ポテンヒットみたいな・・。
