大暑

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[風を感じ、ときを想う日記](977)7/22

大暑

 

 今日は二十四節気の「大暑」、梅雨が明け暑さが厳しくなるころのはずだった。そして明日は「海の日」、江ノ島海岸は海水浴客で大賑わいしているはずだった。さらにあさっては「東京オリンピック開会式の日」、東京はもとより日本中が沸き立っているはずだった。しかし、いずれも「はずだった」でなんの変哲もないまま過ぎ去っていくことになりそうだ。

 

 今年の梅雨前線は、九州でさんざん悪いことをしておきながら未だ日本に居座り続けている。元はといえば、環境破壊を控えようとしない人類が悪いのかもしれないが、仕返しのつもりならもういい加減に引き下がってほしい。これでも、われわれはその改善に一生懸命取り組んでいるのだから・・・。

 

 一方、コロナウイルスの影響で、「海水浴はお控えください」となり、「東京オリンピックは一年延期」ということになってしまった。おまけに、コロナ禍は下火に向かうどころか、第二、第三の大波さえ心配されている。たとえ、日本中がもう一度徹底的な対策に取り組んだとしても、いつまたその大波が海外から大挙して押し寄せてくるかもしれない。

 

 環境対策にしても、コロナウイルスとの戦いにしても、人類あげての息の長い取り組みが必要だ。政府や下部機構の無為無策をとやかくいってもはじまらない。われわれ一人一人が腰を据えて、じっくりと取り組まなければならない。