[風を感じ、ときを想う日記](976)7/19
コロナ禍で、巣ごもりを余儀なくされているわが家にあって、唯一動きのあるのがメジロの抱卵とアサガオの成長である。今日は曇りながら雨は降っていないので、メジロの動きなど屋外をゆっくりと観察することができる。
あのメジロのつがいは今日も行ったり来たりしている。しかし、どうみても二羽とも巣にとどまっている様子はない。ということは、雛が孵ったので、今度は子育てのために餌探しに精を出しているということだろうか。いずれにしても、いままでの巣を拠点に活動を続けていることだけは確かである。
片や宇宙アサガオは、芽を出した四本が二グループに二極化したままになっている。成長の止まっている二本は相変わらずうずくまったようになっているが、成長の早い他の二本はぐんぐん伸びている。その伸びのいい方の一本に変化が現われた。昨日、夕方にかけて蕾を膨らせていたのだ。
そして今朝、蕾はみごとに花開いた。しかし、その色はピンクだった。成長の止まっている方に最初に咲いた花は赤だったので、それとは明らかに違う。いただいた種が二種類だったのか、あるいは、開花まで時間がかかったので、赤がピンクに色あせてしまったのだろうか。
こうして書いているうちに、予報では雨だったはずの空が透き通るような青空に変った。“お天気屋”の梅雨時の天気は、名実ともに当てにならない。