[風を感じ、ときを想う日記](1041)6/10
メジロの営巣
一昨日までの数日間、メジロが数羽、ハナミズキの葉っぱの茂みにさかんに出入りしていた。木のてっぺんに近いところである。ひょっとすると今年も営巣しようとしているのかもしれない。昨年営巣し、結果的には子育てに失敗したすぐ隣の枝である。そこは葉っぱが少なく、防備の点で多少の不安が残る。
昨日もその辺りを眺めていたが、メジロの出入りはまったく見られなくなった。巣作りを諦めたのだろうか。午後になって、真下に近いところからその辺りを見上げてみた。なんと、巣の底の部分が下からはっきりと確認できた。昨年は黒っぽい繊維で織られていたが、今年の巣は白っぽい繊維が中心だった。営巣に入ったのだ。数羽と思えたのはつがいの2羽だったにちがいない。
そこで、昨年の記録をたぐってみた。7月6日・エッセー561・「メジロの抱卵」・・あれは6月末ごろのことだった。・・緑色の小鳥がさかんに出入りしていた。7月16日・ブログ日記975・「その後のメジロ」・・10日前には親鳥が座っているのがちらりと見えた。7月19日・ブログ日記976・「メジロとアサガオ」・・雛が孵ったので今度は子育てのために・・。7月28日・ブログ日記「メジロの去った“跡”」・・7月25日を最後にぱたりといなくなってしまった。・・
今年は、「ぱたりといなくなってしまった。巣にはなにも入っていなかった」ということのないようしっかりと見守っていきたい。