2014-01-01から1年間の記事一覧

’14/春・B型会

[風を感じ、ときを想う日記](631)4/9 ’14/春・B型会 B型会という名の会がある。東京周辺に住む高校の同級生が、春秋の年2回、一泊で箱根に集う親睦の会である。1日目は温泉とお酒とカラオケを楽しみ、2日目はゴルフの腕を競うことにしている。 …

わが家の花見

[風を感じ、ときを想う日記](630)4/3 わが家の花見 近隣のソメイヨシノは、一昨日が満開直前の八~九分咲きだった。その様子から、昨日が頂点になるだろうとみられていた。お天気は、ここ数日晴れた暖かい日が続いていた。しかし、お天道様が見られ…

増税前夜の買い溜め狂想曲

[エッセイ 393] 増税前夜の買い溜め狂想曲 “金・土・日 トリプルハッピーデー ほとんど全品5%オフ”こんな甘いキャッチフレーズに誘われて、雨の中を出かけていった。ちょうど10時に着いたが、9時開店のこのスーパーの駐車場はすでに満杯になっていた…

7年後のど根性根

[風を感じ、ときを想う日記](629)3/28 7年後のど根性根 わが家のトイレの流れが極端に悪くなった。鼻紙に使ったティッシュペーパーを、用足しのとき一緒に流したのがいけなかったのかもしれない。同じ紙でも、あれは繊維が強く、水に溶けないで途…

モクレン

[エッセイ 392] モクレン 深く透き通るような青空に、真っ白い花の群れが突きささるようにそびえ立つ。ハクモクレンはいまが美しさの頂点にある。その白い花が終わるころ、紫色のシモクレンが咲きはじめ、やがてまた白が基調のコブシへと引き継がれていく…

’14八重洲会

[風を感じ、ときを想う日記](628)3/17 ’14八重洲会 ここ数年にない人数が集まった。長年会場にしてきたホテルが、今月いっぱいで閉鎖されることになったことへのノスタルジアだろうか。あるいは、これがきっかけで会が自然消滅してしまうのではない…

三月の光

[風を感じ、ときを想う日記](627)3/14 三月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ ひな祭りの準備に夢中になっているうちに、春はいつの間にかすぐそこまでやってきていました。日ごとに明るさが増し、…

まつだ桜まつり

[風を感じ、ときを想う日記](626)3/10 まつだ桜まつり 東名を御殿場方面に向かうと、大井松田を過ぎるとすぐ右手、山の斜面に円筒形の塔が見えてくる。普段は何の変哲もないところだが、この季節になるとその辺り一帯はピンクに染まる。まつだ桜ま…

遅咲きの梅と早咲きの桜

[風を感じ、ときを想う日記](625)3/5 遅咲きの梅と早咲きの桜 わが家には二本の梅の木がある。よく実をつける豊後梅、そして白とピンクの二色に咲き分ける“思いのまま”である。いずれも遅咲きといっていい。よそさまが終わったころ、やっと見ごろを…

花見酒の通貨

[エッセイ 391] 花見酒の通貨 ビットコイン(BTC)の取引所の一つ、マウントゴックス(MTGOX)が、2月28日に民事再生法の適用を申請した。顧客が保有する75万BTCとBTC購入用の預かり金28億円が消失した。同社の顧客は127,000人、内日本人は…

充実のサタデー

[風を感じ、ときを想う日記](624)2/23 充実のサタデー 久しぶりのグラウンド・ゴルフである。なにしろ、豪雪で4回も流れたのだ。霜柱が溶け始め、足元は少しぬかるんでいた。空中には杉花粉の気配が漂っていた。それでも、やっと明るくなった陽光…

雪中桜

[風を感じ、ときを想う日記](623)2/17 雪中桜 近所の畑に植えられた紅梅が、急ににぎやかに見えるようになった。その梅たちは、かさ上げされた場所に立っているので、花はかなり高いところにあった。ところが今日は、その紅の花がすぐ目の前に群が…

雪の恵み

[エッセイ 390] 雪の恵み 先週末、私たちは記録的な大雪に見舞われた。今週は、さらにそれを上回る大豪雪となった。人や車の事故、交通網の混乱、停電、建物の倒壊など被害も続出した。雪はまったくの邪魔者であり、場合によっては白い悪魔にもなる。 そ…

記録的な大雪

[風を感じ、ときを想う日記](622)2/9 記録的な大雪 大雪のとき、いつも南側の家の屋根から大量の雪のかたまりが落ちてくる。ところが今回は、その屋根に雪はほとんど積もらず、瓦の高くなった部分など露出したままである。サラサラ雪で、おまけに強…

二月の光

[風を感じ、ときを想う日記](621)2/7 二月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ 豆まきはいかがでしたか?鬼はうまく追い出せましたか? 明けて4日は立春、この日から立夏の前日までを「春」と呼んで…

遊行寺の節分

[風を感じ、ときを想う日記](620)2/4 遊行寺の節分 3日は大寒の最終日、暦の上では冬の終わる日である。明けて4日は立春、まさに春の始まる日である。ところがこの両日、天候に関する限り冬と春がまったく逆になってしまった。3日は晴れ、東京の…

恵方巻き

[エッセイ 389] 恵方巻き 節分の夜、無言で願い事を思い浮かべながら、その年の恵方に向かって太巻きを丸かじりするとそれがかなう。こうしたコンビニやスーパーの宣伝にのせられて、それを忠実に実行する人が増えているという。たしかに、最近のこれらの…

PM2.5

[エッセイ 388] PM2.5 先日、帰省した折のことである。朝食を済ませ、借りてきた車に乗りこもうとしてびっくりした。フロントガラスやボンネットはもとより、側面のドアにまで火山灰のようなものがびっしりと付着していた。それが、折からの小雪に濡れて…

エアコンの買い換え

[エッセイ 387] エアコンの買い換え 朝食を終え、新聞でもゆっくり読もうと思っていたら、突然停電になった。しばらく待ってみたが復旧する兆しはない。念のためにとブレーカーをチェックしてみたが異常は見当たらなかった。やはり停電なのだろうか?とり…

ふる里漬けの三日間

[風を感じ、ときを想う日記](619)1/22 ふる里浸けの三日間 3日前の日曜日、久賀倶楽部の年次総会にゲストとして参加した。この会は、ふる里の4町が合併したのを機に、久賀町人会から改称したものである。名称以外、原則それ以前のものを継承して…

午年の初詣ツアー

[エッセイ 386] 午年の初詣ツアー 高齢者の初詣バスツアーは、2年続けて箱根の峠を越えた。昨年は富士宮の富士山本宮と清水の久能山東照宮、そして一昨年は三島の三嶋大社だった。今年は一体どの方面を目指すつもりだろう。もう長い間続けているので、有…

左義長祭・どんど焼

[風を感じ、ときを想う日記](618)1/15 左義長祭・どんど焼 小正月のころ、各地で火祭りが行われる。しめ飾りや門松を焼く神事である。左義長祭りあるいはどんと祭りなどと呼ばれている。ご近所の白旗神社では、毎年1月14日に“左義長・どんど焼”…

'14 七福神めぐり

[風を感じ、ときを想う日記](617)1/14 ‘14 七福神めぐり 12日の日曜日、朝から空は明るく晴れ上がっていた。ここ数日、特別の予定もない。七福神のうち、近いところだけでも廻ってくるかな!そんなことをつぶやいていたら、家内も付き合ってもい…

一月の光

[風を感じ、ときを想う日記](616)1/12 一月の光 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ◇ ◇ ◇ 今年は午(うま)年、「午」の原形は「忤」で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しをみせはじめた状態のことをいうそ…

ブログ 1,000号

[エッセイ 385] ブログ 1,000号 エッセイを書きはじめたのは、タイ旅行を紀行文にまとめたのが最初だった。2002年11月のことである。以降、月に3~4本のペースで身の回りの出来事を書いてきた。せっかくだからと、友人たちにファックスやメー…

午年

[エッセイ 384] 午年 今年は午年、子丑寅卯で始まる十二支の7番目に当たる。「午」という字の原形は「忤(さからう)」という字だそうだ。草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態のことをいう。あまり有難くないご託宣だが、アベノミックス…