三月の光

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[風を感じ、ときを想う日記](627)3/14
三月の光

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

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 ひな祭りの準備に夢中になっているうちに、春はいつの間にかすぐそこまでやってきていました。日ごとに明るさが増し、頬をなでるそよ風にも優しさが感じられるようになってきました。

 春は、季節が大きく動きます。日足がどんどん伸び、気温がぐんぐん上がる。すべてが上に向かって大きく動くときです。それに誘われるように、虫たちも地中から這い出してきます。もちろん、私たちの運気も急上昇です。

 啓蟄に続いて、季節の区切りとなるお彼岸もすぐ間近です。さあ、コタツになど籠っていないで、外に出て大いに羽根を伸ばしましょう!

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 一昨日の水曜日は、晴れて暖かく春本番を思わせる好天に恵まれた。川沿いの道は、ちょうど目の高さをユスリカ?が塊になって乱舞し、通り抜けるのにも難儀するほどだった。これも陽気がよくなった証しだろう。

 昨日は一転春の嵐に見舞われた。大雨・強風警報ばかりか、竜巻注意報まで発令された。南の風が吹き込んだため、夜に入っても生温かく気温は10度を下回ることはなかった。まさに、春は季節が大きく動くときである。