四月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](632)4/18
四月の風

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

     ◇    ◇    ◇

 花が咲き、鳥が歌う。空は青く澄み、さわやかな風が吹く。

 すべてのものが春の息吹を謳歌する4月初めごろの季節感を、昔の人は「清浄明潔」という四字熟語で形容しました。略して清明。二十四節季では、この月の5日からの半月間を「清明」と呼んで親しんできました。

 こんな素敵な季節に、私たちのゆうゆうクラブも新しい年度を迎えました。“清浄明潔な人”などといわれるには少々薹(トウ)の立ってしまった私たちですが、心意気だけはいつまでもそうありたいと願っているはずです。

 ともに手を携えて、この季節に負けない生き方をしていきたいものです。

     ◇    ◇    ◇

 春は、季節が大きく動くときである。寒暖や晴雨がたがいに揉み合いながら次の季節へと激しく変化を遂げていく。そのため、春のお天気は安定しない。

 ところが、今月に入って晴天が長く続いた。ここ数日、内陸部では湿度が一ケタ台まで下がった。異常乾燥注意報も出っぱなしである。
 
 今日、やっと待望の雨がやってきた。しばらくは、ぐずつくとの予報である。一息ついたのは草花ばかりではなかったはずである。