脳力活性化総会

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[風を感じ、ときを想う日記](633)4/21
脳力活性化総会

 「戦後初めての円の為替レートは1ドル360円でした。実は、これを決めるのに議論百出、随分難航したそうです。ところが、ドッジ特使の随行員の一人の提案であっさり決まりました。『円とは丸のこと、丸い円は360度だから1ドル360円でどうでしょう』」この話は○か×か?・・正解は○です。

 こんな意地悪な○×クイズが10問出され、会場はああでもないこうでもないと盛り上がっていった。全問正解は一人もなし、私など4問だけだった。毎回、会長がひねり出す○×クイズは実によく研究されていた。この会合の出し物は、ほかに、キーボードの演奏会とビンゴゲームが用意されていた。

 昼食を挟んでの3時間にわたるゆうゆうクラブの年次総会は、こんな雰囲気の中で展開された。会員数46名、大半の人が参加して、過去1年間とこれからの1年間の活動について話し合った。議事はご多分にもれずシャンシャン総会だったが、こうしてみんなが集まること自体に意義がある。

 会に参加するとは、外出することである。外を歩けば脳が活性化する。幼児が歩きだすと急に知恵がつくのと同じである。会では、多少なりとも他人と話をしなければならない。会話がはずめば、脳はさらに活発に働きだす。会への参加は、脳の活性化と脚力の向上、そして行動半径の広がりへとつながる。

 昨日の年次総会は、認知症予防の特効薬になったはずである。