二月の光

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[風を感じ、ときを想う日記](621)2/7
二月の光

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。
 
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 豆まきはいかがでしたか?鬼はうまく追い出せましたか?

 明けて4日は立春、この日から立夏の前日までを「春」と呼んでいます。農業では、この日を作業の目安となる八十八夜や二百十日などの起算日としています。この日は、すべてが原点に立ち返って新たなスタートを切る日なのです。

 立春以降、初めて吹く南寄りの強い風を春一番といいます。今年も、春風に乗って、新たな幸せがやってくるはずです。もっとも、鬼は自分の心の中に棲み、幸せは自分の周りに転がっているともいわれます。

 心の鬼との闘いも、青い鳥捜しの旅の続きも、立春を機にまた新たな気持ちで臨みましょう。
     
     ◇    ◇    ◇

 立春以降、北から冷気が入り込み寒い日が続いている。この冷気、さらに勢いを増して日本上空に居座り続けるようだ。そこへ、西から南岸低気圧が迫ってきた。間違いなく記録的な大雪になるだろうというご託宣である。

 「春とは名ばかりで・・」とは言い古されたフレーズだが、大寒明けの季節感を実によく言い表している。