’14/春・B型会

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[風を感じ、ときを想う日記](631)4/9
’14/春・B型会

 B型会という名の会がある。東京周辺に住む高校の同級生が、春秋の年2回、一泊で箱根に集う親睦の会である。1日目は温泉とお酒とカラオケを楽しみ、2日目はゴルフの腕を競うことにしている。

 この会は14年前に立ち上げた。当時はメンバーも多く、ゴルフは3組で楽しむことができた。その後一人二人と欠けていき、2年前にはとうとう4人にまで減ってしまった。その4人も、家庭の事情や健康上の理由で、みんなが揃うことはめったにない。今回、実に1年半ぶりにメンバー全員が揃った。

 ところで、会のB型という名前であるが、これはメンバーの血液型のことである。あるとき、雑談の中で話題がそのことに及んだ。なんと、集まったメンバーのうちの1人を除く全員がB型だった。ただ1人O型だった彼は、3年前に早々と旅立ってしまった。したがって、いまは純粋なB型の集団である。

 今春のB型会の集まりは、この月火の2日間、箱根のいつもの宿といつものコースで互いの絆を確かめ合うことができた。平素の行いがよかったせいだろうか、お天気にも恵まれた。初夏のようなポカポカ陽気のなか、たくさんの花に囲まれてゆったりとゴルフを楽しむことができた。

 わがB型会は、歳月とともに極限まで細ってしまった。いつまで続かなどと考えても仕方のないこと、これからも自然体で臨んでいきたいと思っている。