2017-01-01から1年間の記事一覧

ウグイスの初鳴き

[風を感じ、ときを想う日記](788)3/25 ウグイスの初鳴き あの「ホーホケキョ」という声を、昨日初めて聞いた。まだとても上手いとはいえないが、まぎれもなくあの鳴き声である。ウグイスの初鳴きは、この辺りでは3月17日ごろということなので、…

お彼岸

[風を感じ、ときを想う日記](787)3/19 お彼岸 昨日、今日と、本格的な春の到来を感じさせる陽気になった。あと一週間もすれば、さくらの便りが聞かれるようになるともいう。彼岸の中日には一日早いが、今日は特別の予定もなくお天気もいいことなの…

ふぞろいどら焼き

[エッセイ 458] ふぞろいどら焼き 近所の大型ドラッグストアで、特売品ワゴンに山積みされた和菓子を見かけることがある。「ふぞろいどら焼き」と小さく表示されている。みると、どら焼き風の小さな和菓子が7個封入されている。パッケージは簡素で、値段…

三月の風

[風を感じ、ときを想う日記](786)3/9 三月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・ いま、原っぱでは菜の花が満開です。待ちわびた春の到来を実感させる、あの萌えるような黄色が一面に広がっています。…

白内障

[エッセイ 457] 白内障 運転免許の更新を前に、必須条件である自動車学校の高齢者講習を受けた。その折の目の検査では、視力は0.6しかなかった。そういえば、最近はメガネをかけてもかけなくても、遠方の見え方には差はほとんどなくなっていた。年齢を…

確定申告・平成28年分

[風を感じ、ときを想う日記](785)2/24 確定申告・平成28年分 今年も、早い時期に税務署から確定申告の用紙が届いていた。暇を見て、なるべく早く手をつけようと思っているうちに、日にちだけはどんどん過ぎていった。やっとその気になったのは昨…

松田の桜と曽我の梅

[風を感じ、ときを想う日記](784)2/17 松田の桜と曽我の梅 「河津桜咲く」と題し、桜の開花について書いたのが1月26日、あれからもう20日も過ぎている。まだ大丈夫だろうかと心配しつつ、車を西へと走らせた。空は晴れ上がり、雲一つない。私…

二月の風

[風を感じ、ときを想う日記](783)2/13 二月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・節分の夜、その年の恵方に向かって、願い事を思い浮かべながら無言で太巻きを丸かじりするとそれが叶う。そんな宣伝に…

あられとひょう

[エッセイ 456] あられとひょう パソコンを開いて、さあ作業を始めようと思っていた矢先、ドカーンと大きな音がした。そういえば、先ほどから空が暗くなっていた。その大きな音は、冬には珍しい雷が、それもすぐ近くの上空で鳴り響いたものだった。急いで…

G・G ダイヤモンド賞

[風を感じ、ときを想う日記](782)2/5 G・G ダイヤモンド賞 昨日のグラウンド・ゴルフのラウンドで、ダイヤモンド賞を達成した。ダイヤモンド賞とは、1ラウンド、8ホールのうちで、ホールインワンを3回以上達成した場合につけられる記録の名前であ…

遊行寺の節分

[風を感じ、ときを想う日記](781)2/3 遊行寺の節分 遊行寺では、例年、節分に豆まきが行われる。私も毎年のようにそれに顔を出してきた。今年も、午後1時半と3時からの2回おこなわれるというので、早い方の時間に合わせて出かけていった。よく晴…

河津桜咲く

[風を感じ、ときを想う日記](780)1/26 河津桜咲く 紅葉シーズンが過ぎると、見上げる空間はすっかりさみしくなる。落葉樹が裸になるだけでなく、花と名のつくものがすっかり姿を消してしまうからだ。それをいち早くカバーしてくれるのがサザンカで…

七福神巡りハーフラウンド

[風を感じ、ときを想う日記](779)1/25 七福神巡りハーフラウンド 今年の1月は、普段あまり経験したことのない行事がたくさん重なっていた。そんなことから、例年1月に行われる七福神巡りは、参加を思い立ったときにはすでに月の半ばが過ぎていた…

法事

[エッセイ 455] 法事 先日、母の七回忌の法事をいまの居住地で執り行った。それを藤沢で行ったのは、仏壇やお墓はすでにこちらにあり、顔を出してもらいたい直系親族はみな関東地方に住んでいるためである。その母は、6年前の正月明けに94歳で亡くなっ…

一月の風

[風を感じ、ときを想う日記](778)1/15 一月の風 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。 ・・・明けて今年は酉年。酉という字は、口の細い酒つぼをイメージしたもので、酒にまつわる言葉に用いられます。酉の由来は…

ふるさと納税

[エッセイ 454] ふるさと納税 ふる里を後にして、あっという間に半世紀を超える歳月が過ぎた。この間、育ててくれた両親には、親孝行の真似ごとくらいはさせてもらったつもりでいる。しかし、自分を育んでくれた環境、つまりふる里そのものには特にお礼ら…

穏やかな元日

[風を感じ、ときを想う日記](777)1/2 穏やかな元日 テレビをつけると、ちょうど初日の出を中継するところだった。それも、富士山が「ダイヤモンド富士」として輝く瞬間を捉えようというものだ。撮影ポイントは、富士山の北西側、本栖湖そばの竜神池…