逃げた泥鰌

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](905)5/24
逃げた泥鰌

 こんなことわざがある。「柳の下にいつもどじょうはいない」。一度柳の木の下でどじょうを捕まえたからといって、そこにいつもどじょうがいるとは限らないということ。いいかえれば、たまたま幸運なことがあったからといって、いつも同じようにそれを得られるわけではないということである。

 ところが、そのどじょうのしっぽが、昨日、柳の下でちらりと見えた。スルリと逃げられてしまったが、もう一息というところだった。ここでいう「どじょう」とは、昨年のグラウンド・ゴルフ大会で準優勝したときのことである。今年も、主催は老人クラブ連合会、後援は某葬儀社だった。昨年のことは、このシリーズ、2018年5月25日付け第855号「準優勝」の記事を参照いただきたい。

 この日の成績は21アンダー、昨年より10点も悪い。これで見る限り、いま一歩だったと残念がるほどのことではない。実はその内容なのだ。寸前のところでホールインワンを逃した場面がいくつもあった。もちろん、クラブを放り投げて悔しがるほどのことでもないが・・。救いは、指定ホールでホールインワンを達成でき、家内に喜こんでもらえる景品をいただいてきたことである。
 
 この日の参加者は、男性が150名ばかり、女性が70名あまりだった。なんと元気な高齢者が多いことか。晴天にも恵まれ、みな、20アンダーくらいでは話の端にも上がらないほどの好成績をあげていた。