[風を感じ、ときを想う日記](1080)12/13
グラウンド・ゴルフの大会
一昨日の土曜日、高齢者によるグラウンド・ゴルフの競技大会が近所の小学校の運動場で開かれた。学区内の高齢者の会が連合して行なう年2回の大会である。元気のいい、選りすぐりの高齢者50数名が参加した。朝からよく晴れ上がり、気温もどんどん上昇してうららかな小春日和となった。
普段プレーしている緑の広場と違って、雑草の株や石ころのような障害物はどこにも見当たらない。もちろん、グランドのデコボコもきれいに均らされていた。こんなに好条件が揃えば、相当いいスコアが出るのではなかろうかと期待された。しかし、なかなかそううまくいかないのがこのゲームの面白さである。
同じグループでも、ホールインワンを出すなど好成績で廻る人がいる反面、大荒れに荒れたて落ち込む人もいた。私自身も、ホールインワンは一つも出すことができず、その一方、基準打数より一つ多いボギーは2つも3つも出してしまった。上がってみれば、いつものとおり極めて平凡なスコアに終わっていた。
表彰式では、想定以上に立派な成績を上げた人が何人もいた。実力半分、運半分といわれるが、実力もあり運も力強く引き寄せる人もたくさんいる。もちろん、老化という逆らいきれない宿命も背負っての話である。
結局、落ち着くところに落ち着いたのだろうか。賞品をいただいたのはいつもの顔ぶれ。私も、その一番端くれに隠れるように名前を連ねることができた。