敬老の日を祝う会’17

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[風を感じ、ときを想う日](811)9/18
敬老の日を祝う会‘17

 台風一過の秋晴れに恵まれたが、最高気温は30度超えが予想され、とてもお洒落などしていける状況ではなかった。結局、近所を散歩するときと同じポロシャツ一枚で出かけることになった。

 その敬老の日を祝う会は、また少し寂しくなったというのが会場に入ったときの第一印象である。私たちの町内は、大規模開発によって生み出された分譲地だけに、居住者はほぼ同世代の人たちで構成されている。

 その居住者たちも、長い歳月を経て高齢化が進み、ほとんどが敬老の日を祝ってもらう方の人たちで占められるようになった。そして、いまやその高齢化さえピークを越えてしまったようだ。

 あのおじいちゃんは最近体調が優れず、ふさぎがちになっているようだ。あのおばあちゃんは膝が痛くて思うように歩けず、買い物にも不自由しているようだ。あの人は、若いのにもうお迎えが来たようだ。

 そんな会話が祝う会の主題となってきた。それでも、元気なおじいちゃんおばあちゃんは憎らしいほど闊達である。絶妙なジョークを飛ばして、会を盛り上げることも決して忘れることはない。

 かくして、幹事さんたちが用意してくれた楽しいイベントの効果もあって、“敬老の日をお互いに祝い合う会”はあっという間にお時間となった。