カレールーの酷似パッケージ

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[風を感じ、ときを想う日記](643)6/26
カレールーの酷似パッケージ

 わが家では、よくカレーライスをつくる。そのルーには、たいていSBブランドの「とろけるカレー」を使っていた。ある日、近所のスーパーマーケットでそれの格安品を見つけた。ちょうど切らしていたのでまとめて買ってきた。

 いざ使う段になって、そのパッケージには8皿分しか入っていないのに気がついた。「なあんだ。安いと思ったら量が2割少ないじゃないの!」。いままでのものには10皿分入っていたので安くて当然である。

 そのとき、パッケージもいつもの品と微妙に違うことに気がついた。よーく見ると、新たに買ってきた品はHouseブランドの「こくまろカレー」だった。もちろん、その味も微妙に違っていた。

 それにしても、紛らわしいパッケージである。どちらが先に出したか知らないが、これだけよく似ていたら買う方は間違って当然である。先に発売した品が売れていたので、他のメーカーがそれに便乗したとしか考えられない。

 先発メーカーは、後発が似たものを発売したことにいつまでも気づかないはずはない。知っていて相乗効果を狙ったのかもしれない。いずれにしても、両社からはプライドなどなにも感じとることができない。

 ひょっとして、このどちらかが、どこかの国から密輸された偽物だったのかもしれない。本物なら、いまごろ訴訟になっているはずだ。