高校同窓会

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[風を感じ、ときを想う日記](533)9/30
高校同窓会

 昨日の土曜日、高校同窓会のパーティーに参加した。今年の会場は、東京駅を望む八重洲のホテルだった。同窓会では初めてだが、私にとっては、八重洲会という名の会社OB会でおなじみの場所である。会社の事務所が八重洲にあったころ、そこで一緒に働いていた人たちの集まりがここで行われている。

 開始は午後の1時半からだが、時間に余裕を持たせて少々早めに自宅を出た。東京駅丸の内の新しい駅舎が完成したというので、ぜひ見物しておきたかったからだ。ドーム型の新しい屋根は、すでに何カ月も前から覆いが外されていたが、建物全体を見物できるのは初めてのことである。開業2日前ということで、まだ邪魔物が残っていたがあらかた見物することはできた。

 ところで同窓会の集まりだが、参加者は70名少々と昨年よりかなり少なかった。日程が合わなかったのだろうか。あるいは会場の訴求力がイマイチだったためだろうか。それでも、今回も初めての人に数名出会うことができた。知り合いに誘われてやってきたそうだが、こんな出会いはことのほかうれしい。

 いまの私にとって、母校はもとより東京駅も八重洲という街も、人生の節目に登場する意義深い場所である。母校はふる里から飛び立つ跳躍台となった場所であり、東京駅は東京で最初に降り立ったところである。そして八重洲は、私が社会人としてスタートを切った場所である。