二日続きの望郷デー

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[風を感じ、ときを想う日記](307)10/20
二日続きの望郷デー

 気候のいい春と秋には、いろいろな定例行事が集中する。直近の2日間も、年に1~2度しかないはずの望郷の行事が続いた。

 一昨日の日曜日には、年1回の東和町人会が開かれた。会場には、続けて3年目となる築地本願寺の催事場が使われた。故郷からは、町長をはじめ町の幹部が駆けつけてくれ、故郷の様子を詳しく聞くことができた。

 参加者の数は、わずかずつではあるが減少の傾向をたどっている。みんな高齢化して、その意思があっても体力的に都内まで足を運べないという人も少なくない。さらには、会員の新規供給源である故郷が、人口減少を食い止めきれないでいることも大きく響いている。

 明けた昨日は、ジゲの会という半年に1度のゴルフコンペが行われた。決戦の場は、東京湾埋立地につくられた若洲ゴルフリンクスである。交通至便、平坦で広々としており、アマチュアや高齢者にはやさしい設計である。

 こちらの参加者は8組、32名であった。この種のゴルフコンペとしては盛況な方ではなかろうか。晴天に恵まれ、このコース特有の強風もあまり吹かず、快適なゴルフ日和となった。この集まりには、若年層の参加者も多く混じり、世代間のバランスもとれている。

 こうした望郷行事の合間を縫って、故郷そのものにもぜひ帰ってきたいと思っている。母も待っているはずである。