六月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](859)6/17
六月の風

 今月の「ゆうゆう通信」には、巻頭の挨拶として次のような小文を載せた。

 ・・・6月の第3日曜日は父の日です。アメリカのソノラ・スマート・ドッドという女性が、男手一つで育ててくれた亡き父をたたえて、その誕生日に牧師に礼拝をしてもらったのがはじまりとされています。そのアメリカでは、国民の祝日としてお祝いされています。

 日本では母の日の陰に隠れがちですが、この父の日は、父として、社会の重要な構成員として、これからどう生きるかをお父さんたちに考えさせるきっかけを与えてくれました。もちろん、生き物本来の、子供や孫を持つ喜びも同時に呼び起こしてくれました。

 たかだか販売促進の一環くらいにしか考えてこられなかった父の日ですが、それがお父さんたちの大きな発憤材料になっているとすればその価値を見直さなければなりませんね。・・・

 こうして、業者の先導ながら、世間ではそれなりに盛り上がってきた。

 わが家の子供たちにもいらぬ気遣いをさせ、余計な散財をさせてしまった。ただ、普段顔を合わせることもあまりないので、お礼の電話をする口実ができただけでもありがたいと思う。「ありがとう。みんな元気にしている?」などと。

 6月は目立った行事もないので、これでも大切な区切りとなるようだ。