公園の掃除

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[風を感じ、ときを想う日記](826)12/17
公園の掃除

 私たちの町内には、その中心にこぢんまりとした公園がある。およそ1千坪ほどの小規模なものだ。それでも、砂場や滑り台、あるいはブランコといった子供向けの遊具は一通り備えられている。その一方、松、ケヤキアメリカカエデなどが大木に育ち、ちょっとした森にさえ見えるようになってきた。

 その公園を、老人クラブの人たちで月に一回、朝7時から掃除している。メンバーは、寄る年波に洗われ続けてきたためだろうか、最近はみなずいぶんと疲れが目立つようになってきた。そこで、自治会の人たちにも交代で応援いただくようになり、少しは楽になった感がある。

 ただ、春の、常緑樹の葉っぱが抜け替わる新緑の時期と、秋の落葉樹が裸になっていくシーズンには、掃除にもかなりの労力と時間が必要である。とくに年末のこの時期は、落ち葉が山のように積もる。掃いてもはいても目の前に落ちてくる。そこで、12月だけは中旬と下旬の2回掃除をすることにしている。

 昨日、12月1回目の掃除を行った。この月の初め頃、強風が吹き荒れたので、その一部はどこかへ吹き飛ばされようだ。それでも吹きだまりはまさに山のようになっていた。それらを、およそ1時間をかけて片付けることができた。

 腰を伸ばしてふと見上げると、アメリカカエデの葉はまだ半分以上残っていた。今月の下旬、賽の河原の石積みのようなその作業がまた予定されている。